五十を過ぎてドラムを習いだした妻。
いつしか口を開けば、彼女はこう言うようになりました。
’プライベートスタジオがあったらなぁ’
選定条件に検討を加えながら、土地探しを続けていたわたしたち。
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003. 土地選定条件に追加事項!
ドラムが叩けるプライベートスタジオを作ることを決め、土地探しを始めたわたしたち。今回は土地探しをしていく間に、土地に求めるもの・考え方が変化していった話です。り現実的なところに目が向いてきました。
いつものように、妻がこう話しかけてきました、
いつもと少し違ったのは、その土地が23区内にあることでした。
※文中に示す値や内容は、わたしたちがスタジオを作成してく過程で学んだことです。それぞれの分野に対し、わたしたちはあくまでも素人です。誤った数値や、解釈違いの内容があるかもしれません。ご了承お願いいたします。
その土地は23区内にあった
その時点での土地探しの条件は、
- 予算✖✖✖万円以内
- 建築面積で40㎡(約12坪)を目安
- 乗り継ぎは1回まで、自宅から電車で片道1.5時間までの距離
- 水のでないところ、地盤の固いところ
- リセールがしやすいところ
と言う、ハードルの高いものでした。
加えて、こんなたわ言もよく言っていました。
23区内でも予算内の物件は出るけれど、条件に合うものはほとんどなし
ネットの不動産情報をチェックしていると、23区内でも予算内の物件は時に出てきます。
しかし多くは、
- 東部の土地の低いところ
- 超狭小地
- 崖地など使い勝手に難があるところ
などと、わたしたちが求める条件に合うものはほとんどありませんでした。
国土交通省が発表している、首都圏のハザードマップを見てみます。
23区内に絞って見てみると、武蔵野台地から下がったところ、東部の大きな川(隅田川・荒川・江戸川)に沿って暖色系の色で塗られている地帯が多いことが分かります。
23区内で予算内で収まるような土地はこのあたりでよく見かけ、加えて【あまりに狭小地・崖地など建築条件も厳しそう】な場所がほとんどでした。
この土地、23区内+高台+狭小地、no崖地、そして予算ぎりじゃない?
この頃のわたしたちの土地探しは、’とりあえず行ってみようよ’というスタイル。
不動産屋さんに連絡することはせず、ネット上に掲載されている写真から場所を推定して見に行ってみるというやり方でした。
わたしの本気度が不動産屋さんに伝わらない。
土地探しを始めた当社は、不動産屋さんにも連絡をしていました。
ただ、こちらがどういう目的でどのような土地を探しているかを話してみても、不動産屋さんの反応はいまいちでした。
そんなこともあり、地道に不動産ネット情報をチェックし、とりあえず見に行ってみる。
そんな期間が長く続き、ネット情報以外の地場の不動産屋さんの話を聞いて回ろうかと二人で話していた矢先でした、その物件が掲載されたのは。
水が出る・地盤が固い はクリアできるかも
他のネット物件同様、その23区内にあると言う土地も掲載されている画像からおおよその場所を推察しました。
目的の場所は、この標高地図のの黄緑と黄色のちょうど境のあたり。
ブルー系の地帯ではなさそうでした。
物件の最寄りの駅から実際に向かった時の印象は、すごい坂じゃん。
【水が出ない・地盤が固い】という条件はクリアできるんじゃない?
掲載されていた情報では、土地の面積は約27.8㎡(=8.5坪弱)。
土地の広さは、わたしたちが希望していた広さ(=40㎡)よりも狭小であることはもちろん分かっていました。
しかしスタジオの広さをもう少しどうにかすればなどと考えながら、とりあえず見てみようと出かけたのです。
それほど23区内の魅力、事前に推察した(あくまでも推察)地盤の状態は魅力的だったのです。
実際にその物件を見ると、なんだかよい。
- 近隣は起伏に富んだ場所だが、その土地は平ら。
- 2つの道に面し、開放感がある。
- 南を向いている。
一方、気になったことは、
- やはり狭い。
- 現状渡しであり、更地にするために追加の費用がかかる
- 思いの外、静か。(※遮音のことを考えると、ある程度騒がしい方がありがたい)
- 電柱が嫌なところにある。(※これに関しては妻は全く気にせず)
この土地を良しも悪しも半分半分とわたしは考えていましたが、妻はかなり気に入ったようでした。
この土地に決めた!いい土地は早く売れる
帰り道、電車の中で二人でいろいろと話しました。
熟考即行の妻は帰宅後不動産会社に連絡を入れ、問い合わせではなく購入の意思を伝えました。
すでに先客がいたようで、待ちの状態がこの後数日続くことになります。
この数日間を無駄にしないのが、彼女の良いところ・強いところ。
このあたりのことは、また次回にお話します。
※文中に示す値や内容は、わたしたちがスタジオを作成してく過程で学んだことです。それぞれの分野に対し、わたしたちはあくまでも素人です。誤った数値や、解釈違いの内容があるかもしれません。ご了承お願いいたします。