白文鳥の「ぴより」の成長日誌&飼育情報

文鳥に与える前にボレー粉は洗うの?

白文鳥の「ぴより」との生活を始めました。飼育に関して分からないことは調べて調べ、なんと対処しています。わたしには「知っている」ということはほとんどなく、一方的に「聞きたい」ことだらけなので、Q&AからAを除いて「ぴよりQ」のコーナーとしました。

今日は、白文鳥「ぴより」に与えるボレー粉の下処理について。

前回、餌を与えることに順番をつけることで、食いつきの悪いボレー粉を「ぴより」にうまく食べさせることができたという話をしました。

前述の記事を書く際に、念のためボレー粉を食事として出す際の順番や注意事項などがあるのだろうか?と調べてみました。

主食とは容器を別にした方が「食べた量を把握できてよい」ということはすでに知っていましたが、【ボレー粉は洗って与える】ということは初めて知りました。

‘えっ、ボレー粉って洗って出すの!今までそのまま出してたよ’

Oji
わたしが使用しているボレー粉の「与え方」説明にも ’洗ってね’ とは一切書かれていませんでした。

早速、なぜボレー粉は洗わなくてはいけないのか、どう洗えばよいのかを調べてみました。

  • ボレー粉の製造段階で洗浄の不完全なものが出回ることがある
  • 洗う場合は、しっかり水洗いをし天日干しをしてしっかり乾かす
  • 天日干しが難しい場合、電子レンジで乾燥させてもOK
  • 牡蠣殻は吸水性があるためカビが生じやすいので、普段の取り扱いも注意が必要

今までボレー粉の取り扱いに関して何ら考えもしませんでした。蛎殻はカビが生じやすいということも目にしました。洗浄だけではなく、使用毎にしっかり袋の封をするなど普段から気をつける必要があるようです。

なぜボレー粉を洗わなくてはいけないのか?

餌として販売されているものを、購入後なぜ自宅で洗い直さなくてはいけないのか?めんど!と思うでしょうが、ボレー粉はお米と同じようなものと考える必要があるようです。臭みの原因にもなるヌカや汚れを取るために、お米は洗いますよね。

ちなみに、わたしが幼い頃は「お米はこすり合わせるように洗いなさい」と言われたものです。この ’こすり合わせるように’ ということが「お米を研ぐ」という表現になったのですね。現在は精米の技術も上がり、お米は研がずに洗うだけで大丈夫になりました。

表面が汚れたまま出荷される製品がある

ボレー粉は牡蠣の殻を粉砕したもの。製造段階で汚れや付着し、そのまま出荷される製品もあるようです。そのため、’洗浄済み’として売られるボレー粉もあります。知りませんでした。

現在使用しているボレー粉はまだまだ残っています。手間は省けるとは言え、洗浄済みのものを買い足すなんてもったいない。早速、手元にあるボレー粉を洗って乾かしてみることにしました。

洗って乾かす 乾かすのはレンジで

洗いはボールに入れて水洗い。乾燥は電子レンジを使いました。我が家は東向きの建物のため、一日を通しても天日干しが難しいからです。

思いの外、汚れていなかった

ボールにボレー粉を入れて水洗い。研ぐような洗い方はせず、指先でササッと軽く洗う感じ。

水洗いを二度行った後の状態。あれっ?あまり汚くないぞ。

一気に乾かさず何回かに分けてレンジでチン

何分チンしたら良いか全く見当がつきません。一気にやってしまうと破裂してしまうのではないかと思い、数回に分けて乾燥させていきました。


600Wで2分間。ボレー粉を入れた容器はかなり熱くなっていましたが、ボレー粉自体はまだジメジメしている感じです。


追加で30秒+30秒。容器はすでに素手では触れなくなるほど熱くなっているのですが、ボレー粉自体はもう少し乾燥させた方がいいかな?という状態。

追加で1分、計4分間レンジで乾燥させました。

ボレー粉を洗う前と洗って乾燥させたものを並べてみました。洗った後の方がより白くなってはいますが・・。ネットでよく目にする「ボレー粉は汚れている」というほどではない気がします。

いやいや、「製造段階で汚れや付着し、そのまま出荷される製品もある」と言うことですから、全てが全てではなく汚れがあったとしても程度の差はあるのでしょう。

防カビ対策として乾燥剤共にタッパーで密封する

牡蠣の殻は細かくすればするほど吸水性が高くなるそうです。大気に触れる表面積が増えるからですね。洗って乾燥させただけではダメ、しっかり防湿対策を取りました。

他のお菓子の袋から防湿剤を持ってきて、乾燥させたボレー粉と一緒に入れました。

その後、タッパーで密封です。

気になってメーカーに問い合わせをしてみたところ・・

ボレー粉を洗う前と後の画像をご覧頂いていかがでしたか?わたしは、もっと洗った水が汚れて・乾燥後の色の違いももっと大きく出ると思っていました。もう一度、ボレー粉が詰められた袋を見ても「洗浄済み」とは書かれていません。

腑に落ちないならば聞いてみようと、メーカーのお客様相談室に電話をしてみました。

なんと、’明記はしていませんが、洗浄済み・天日干し済みです’という答え

メーカーのピーツー・アンド・アソシエイツ(株)さんに電話をしてみたところ、丁寧なご返答を頂きました。

‘ナチュラルボレー(プラス)は洗浄と天日干しを行って出荷しています。そのままお使いになって頂いて結構です’。

あえて明記せずとも当たり前のこととして「洗浄・乾燥」をしている製品もあるのですね。使用している身としては嬉しいのですが、明記してくれていたらとも思ってしまいました。

まぁ、おかげで「ボレー粉を洗う」という体験ができた訳ですからそれはそれで良しとしましょう。

ボレー粉は洗う必要があるのか?|まとめ

製造の過程で ‘汚れが付着することがある’ ならば、【ボレー粉は洗う】という答えになります。ただ、難しいのがわたしのような場合。洗ってあるのにその明記が製品にない。

ボレー粉を購入する際に、・パッケージでよく確認をする・パッケージに明記されていなくとも購入する先に念のため聞いてみるということをすれば、その手間を無くなるかもしれませんね。

「ぴより」を我が家に迎えて50日が過ぎました。「ぴより」が成長していく過程で知らないことはまだまだ多く出てくることでしょう。ぴよりQはまだまだ続きます。