白文鳥の雛「ぴより」がやって来て、20日が経ちました。来て数日は、「ぴより」は我が家のお客様でした。
わたしの「ぴより」に対する扱いも ’お客様’ そのまま。それではお互いに良くないと「遠慮をなくした」というお話もさせていただきました。
それから約2週間。遠慮をなくすどころではなく、文句を言い合う仲になりつつあります。
何が気にいらないのか、「ぴより」は大きく口を開けてガルーと威嚇してきます。全く理由が分かりません。わたしはわたしで「ぴより」に結構文句を言っています。
一日の終わり、ケージにおやすみカバーをかける前にケージ内を掃除します。フンだらけの部屋で眠るのはやはり気持ちは良くないでしょうから。(掃除は結局、朝晩の二回)
掃除をしていると足の裏でごつごつと感じるものがあります。それは「ぴより」が外に撒き散らかしたシード片です。しょうがないので床の掃除も行うことになります。
小さなチリトリとホウキでせっせとシード片を掃き集めるのですが、掃き終わったと思ってもまだ足で踏んでいるものがある。
もしやと思ってケージを見ると、わたしが掃いたその上に「ぴより」がまたシード片を撒いている。目をつぶってシャンプーをしている人にシャンプーを上からかけるというドッキリみたいな光景です。
’ふざけんなよ’と一括。「ぴより」はどこ吹く風です。
わたしの「ぴより」に対する扱いがぞんざいになってきた抵抗かもしれませんね。
普通に保定をするようになりました。人差し指と中指で挟むようするつかみ方を「保定」というのですね。このつかみ方が鳥を安全につかむ方法だということも学びました。安全なつかみ方なのでしょうが、「ぴより」は不満たらたらな目をしています。
「ぴより」のアイリングが心なしかうす桃色になったような気がします。
生き物を飼うことの責任と喜びを感じながら、白文鳥の「ぴより」との生活を続けています。