白文鳥のひな「ぴより」がやって来て早6日。今までいろいろな飼育グッズを購入してきました。一部、わたしの大きな勘違いで「使用不可」となったものもありましたが、基本的には大筋でとても役に立ってもらっています。
それらの商品を使っていく中で ’ここがもうちょっとこうだとありがたいんだがなぁ’と思うところも出てきました。それは商品が悪いのではなくて、わたしの身体的特徴において ’そうだったら良いのになぁ’と思う部分です。
その商品は、ひな用給餌器具「育ての親セット(小鳥用K-1)」。この商品を使ってみての感想とこうなってくれたらありがたい部分をお話します。
今日はこんなお話をしたいと思います。
- 文鳥のひな用の給餌器具「育ての親セット」を買い足すことになった
- 「育ての親セット」は餌の配分をする上で、目安になる現象が出ることがありがたい
- 「育ての親セット」の指入れの大きさは、指太人間にはつらい
- この指入れ径のバリエーションが増えることを望む
この話は前述のとおり、わたしの身体的特徴ゆえの願望です。クレームではありませんので、悪しからず。
「育ての親セット」のわたしにとってありがたかったところ。
この器具を買うまでのいきさつと、使い始めの印象をまずお話します。
文鳥のひな用に「育ての親セット(小鳥用K-1)」を買い足した
文鳥のひなを飼うことを決めて、ひなを迎えるより先に飼育グッズを購入し始めました。商品の検討の中でポンと目に入ったのが「インコひな用飼育セット」でした。
’ああ、これは助かるなぁ。インコも文鳥もひなのうちは同じだろうからこれを買ってしまおう’。このあたりの経緯は上記の更新の時のお話させていただきました。
しかし、ひなを迎えにお店に行った際に ’これこれ道具は用意してあります’とお話をすると、’その給餌器具は文鳥のひなには使えないんです’と言われてしまいました。それがこのセットに含まれていた、SANKOのひな給餌器具です。
「まぁ大丈夫だろう」という浅はかさ、嫁さんからもよく言われるわたしの欠点です。
結局、その場で買い足したのが今回のコバヤシ「育ての親セット(小鳥用K-1)」です。スプーンで食事を運ぶのではなく、スポイトのように吸って押し出す方法の給餌器具です。
育ての親セット(小鳥用K-1)の詰まり加減がよい目安になった
使い始めて飼育初心者のわたしにとってありがたかったところをお話します。
- 水分が足りないと詰まる。
- 柔らかすぎると垂れる。
飼育初心者だからこその ’ありがたさ’ かもしれません。「ぴより」を迎えにお店に行ったときに、さし餌の粟と水の配分を伺いました。しかし特に測りながらやっている風ではなく「受ける器に対してこんな感じ」という返答でした。自身でやり慣れてくるとこの教え方はよくわかります。
入れるお湯が少ないと押し出す時に詰まります。’ああ、水分が足りないのね’。押し出した時にスポイトの先から垂れる感じだと ‘ああ、水分が多いのね’。メーカーとしては意図した機能ではないと思いますが、わたしにとっては分かりやすい配分の目安となりました。
「育ての親セット」のわたしにとって不都合だったところ。
当たり前ですが、迎えたその日からさし餌を行いました。飼育に慣れない、道具に慣れない、二重の慣れないでドキドキ、腫れ物に触るように餌を与えました。こんな感じです。
「ぴより」の動きに合わせてスポイトの先を持っていくやり方なので、口の中にさし込める的中率が極めて低い。結局、初めてのさし餌は3~4口、それも適量とは言えない量の食事しかあげることができませんでした。
これでは「ぴより」の成長によくないと強く感じ、片方の手のひらで「ぴより」を囲い動きをとめて口の中につっこむことができ始めたのは3、4回目からか。このあたりからです、なんか使いづらいなぁと思い始めたのは。
親指をかける輪の直径があと3ミリ大きければ・・・。
わたしの手。全体に小さく、指が太いのです。右手の親指第一関節周りの長さが約7.5㎝。
親指が指入れに入らない
遠慮ないさし餌をやり始めると、左手は「ぴより」を押さえ、右手で器具を扱うことになりました。つまり、器具を扱うのが片手1本になったわけです。
嫌がる「ぴより」を押さえながら、右手の親指を器具に入れようとしても指が入らないのです。
「ぴより」は早く早くとせっつくのですが、指が入らないことにはスポイトが動かせません。
親指が指入れから外れない
なんとか無理やり親指を指入れに差し込んでも、今度は抜けません。
用は終わったとばかり「ぴより」は早く放せと暴れ回ります。しかし、この指が抜けないことには次の行動が取れません。片手にスポイトをはめたような奴に従順になる「ぴより」ではないのです。
この指入れの直径があと5ミリ、いや3ミリ大きければ、もっと楽しくさし餌ができるのに・・・。
コバヤシ「育ての親セット」、これもよい思い出に
今回お話したコバヤシの「育ての親セット」ですが、スポイトの部分は2パーツからなっています。もし今後、この指入れがある方の輪の径にバリエーションが増えたなら、わたしのような「指太」飼い主にはありがたいと思われるはずです。
昔を思い出すとき、うまくいかなかったことの方が先に記憶として沸いてくることが多々あります。「ぴより」へさし餌をする期間も残りわずかでしょう。数年後、十数年後、この頃の「ぴより」のことを思い出す時に、この出来事、親指が入らず・抜けず困ったことは真っ先に思い出すかもしれません。
生き物を飼うことの責任と喜びを感じながら、白文鳥の「ぴより」との生活を続けています。