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消防設備士乙6類の資格を取る!ーまとめ

2022年4月27日

資格取得への4つ目のチャレンジとして「消防設備士乙種第6類」の勉強を始め、先日無事合格を頂きました。

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消防設備士 乙種6類の資格試験を終え、その結果を待っていました。本日、消防試験研究センターのサイト上で結果発表があり、なんとか合格することができました。実技の出来が微妙だっただけに、ホッとしています。

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今回も、勉強を始めた動機から使用教材、勉強時間・方法をまとめてみました。

今後、「消防設備士乙6類」の資格試験を受験されるシニア世代の方への参考になれば幸いです。

消防設備士乙6類 の資格取得をめざした動機

50半ばを過ぎ、定年まであと数年。

年を取ってもいきいきと生きて行くためには、どんな準備をし、どんな行動を取っていけばよいのだろうか?

年を取っても仕事は続けなくてはならないかも

長く生きるだけではなく、健康で充実した生活をしていくために必要なものは?

年金に頼ってはいけない

まず思い浮かぶのはお金のこと。

きれいごとではなく現実的な話として、まず第一に必要なものはお金です。

65歳で仕事をやめ年金オンリーで、果たして夫婦で充実した生活をしていけるだろうか。

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夫婦のどちらかが健康を害し、施設に入らなくてはいけなくなったら。
家が老築化し、数百万円単位のリフォームが必要になったら。
年金の支給額がドンと減額されたら・・いやいや支給されなくなったら。

これから何があるか分からない。

そんなことを考えていくと、働けるうちは長く働くことが大事だと思うようになりました。

資格は求人のあるものに限る

65歳ばかりか、50歳を過ぎると働く場所は一気になくなります。

少しでも働く機会を増やすために、シニアが手に職(資格)をつけることは最低限の努力だと考えました。

ただし、資格と言っても名ばかり・名誉職の強いものは必要ありません。
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わたしは、収入に直結する資格だけを資格と考えることにしました。

そこでシニア世代に求人がある資格の一つとして、この「消防設備士乙6類」の資格を検討し、取得をめざすことにしました。

人が出入りする施設の多くで消火器の設置が義務付けされており、その消火器のメインテナンスは有資格(乙6)者しかおこなってはいけないことになっています。

「消防設備士乙6類」を取得することで、消防・防災設備の点検やビルメインテナンスなどの職種につける可能性が広がります。

消防設備士乙6類 の勉強方法

独学、かつ普段の生活を大きく犠牲にせず取得可能なもの。

これが資格取得をする上での、わたしの方針です。

この方針にもとづいて、勉強方法や勉強時間を考えています。

勉強方法・時間

独学ですから、テキストや問題集などの教材を購入することから勉強が始まります。

使用教材

消防設備士乙6類の試験に関しては、同じ類の問題がよく出題されると目にしました。

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消火器の種類や構造がこの数年で大きく変わっていないことを考えると、妥当と言えば妥当な出題傾向でしょう。

となれば、勉強方法は過去問を軸にすることが最善の策。

くわえて、この試験にかけられる準備期間がかなり短いこともあって、わたしは使う教材は過去問題集1冊にすることにしました。

1. 消防設備士第6類

購入した問題集は、この「消防設備士 第6類」です。

ECサイトのレビューでも、’ これ1冊で合格できる! ' と高評価を得ている過去問題集です。

メルカリで未使用のものを購入。資格取得本は1冊1冊が高いので、費用を抑えられることはありがたいです。

この問題集の良いところの一つは、問題の量

この問題集には、352問もの問題が掲載されています。(※2022年度版は374問に増量)

問題集1冊にかけるということは、狭い範囲の勉強になるということです。

その欠点を補うために、問題集は1問でも多く掲載されているものがよいはず。

そしてもう一つは、問題の重複がとても多いところ。

この点に関しては賛否両論あるでしょうが、物忘れの激しいわたしにとっては、問題の重複はありがたいことでした。

いやでも、繰り返し解くことになりますから。
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ちなみに、この問題集は試験勉強を始める頃に新年度版が出ることが分かっていました。

先に勉強を進めていた2級ボイラー技士が片付くのを待って買ってもよかったのですが、どうしても勉強のボリュームを先に確認しておきたくて現行版を購入しました。

焦っていたのでしょうね。

勉強時間

本格的に勉強をスタートしたのが、2級ボイラー技士の筆記試験(2月16日)が終了した夜。

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「2級ボイラー技士」資格取得を目的に勉強を始め、本日、本試験を受けてきました。手ごたえとしては6割の出来で、試験を終えました。ボイラー実務未経験者のわたしにとってやはり、ボイラーの構造・取り扱いの2科目は最後までとっつきにくいままで終わりました。

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そして、「消防設備士 乙6種」の本試験は3月15日。

この28日の間、平日1~2時間・休日2時間以上の勉強をしました。

日課の早朝ウォーキングの際には、実技(鑑別等)をスマホに撮り入れて「歩き・ながら」勉強をしていました。

実技(鑑別等)を想像しながら、身振り手振り、ぶつぶつ独り言を言いながら歩く。

ここまでの試験勉強の経験から、大切なことは【短い時間でも毎日続けること】とわたしは強く感じていました。

毎日続けることで、その資格を勉強する頭が段々とできあがっていく気がします。

勉強方法

勉強方法は「過去問を解き、必要ならば確認のためにテキストを読み直す」の繰り返し。

最初の1周は時間をかなり取られるのですが、2周目以降はスピードアップして解いて行けますから安心してください。

全体で3回繰り返し、「間違えた」問題はプラス1~2回解きました。

この勉強方法は合格点を取るため

「消防設備士 乙6種」の試験科目・問題数は、

  1. 筆記:法令10問・基礎5問・構造機能整備15問の計30問。
  2. 実技:5問。

合格基準は、

  • 筆記3科目は各科目4割以上、3科目全体で6割以上の正解が必要。
  • 実技は6割以上の正解が必要。

です。

「消防設備士 乙6種」の試験が ’同じ類の問題がよく出題される’ 傾向がありますので、この問題集をしっかり解けるようになっていれば合格点(6割)は必ず取れます。

この勉強方法は合格点を取りに行くための、そんな割り切った勉強方法でした。

わたしはこの問題集1冊で合格したのですが、実際に試験を受けてみて感じたことがあります。

それは、この問題を解くだけでは実技(鑑別等)問題へ対応しきれないということです。

前述のECサイトのレビューの中には、実技(鑑別等)に関してはこの問題集からかなりの頻度で出題されるという声がありました。

確かに、出題されました。

しかし、全問がこの過去問題そのまま出るわけではありません。

わたしの場合、5つの大問のうち1つは見たこともない問題。

その他、小問でも当てずっぽで記述した問題が2、3つありました。

5つのうち1つは手が出ないということは、この時点で20点落としたかもしれません。

配点や部分点の付け方は分からないのですが、当てずっぽの問題を全部落としたら、筆記は合格・実技で不合格ということになっていたかもしれません。

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実技はマークシートではなく、記述式です。何かしらの知識がなければ埋めることすらできません。問題を解くだけではなく、解説部分もしっかり精読・暗記した方がよりベターです。

試験の結果

試験からおおよそ1ヵ月、消防試験研究センターのサイト上で合格発表がありました。

消防設備士乙6類試験の合格率は4割と言われていますが、1回で合格することができました。

試験結果通知書は、合格発表当日に郵送されてきました。

法令(90%)、基礎知識(100%)、構造機能(86%)、実技(70%)。やはり実技は微妙でした。

合格後、免状交付までの手続き

合格後の手続きに関しては、以下のものが必要になります。

  • 免状交付申請書(試験結果通知書と一体)
  • 免許証用返信用封筒
  • 領収証書(申請手数料)
  • 返信用切手

免許申請に必要な書類一式(返信用封筒)は試験会場で配布していますので、必ず持ち帰ってください。(※タイミングによっては納付書が入っていないことあり)

申請手数料と返送用切手

申請手数料は、2900円。

わたしは試験結果通知書と一緒に送られてきた納付書を使い、郵便局で手数料を収めました。

この領収証書を同封。(免許書が送られてくるときに返還)

申請手数料は、収入証紙を購入して申請書の裏面に貼り付けることでもOK。

ただし気をつけなければいけないのは、収入証紙であって収入印紙ではないこと

お気を付けください。

交付された免状を送ってもらうために、返送用封筒に貼り付ける切手代が404円(※令和4年4月現在)

320円切手1枚と84円切手を購入することになります。

ちなみに、返信用封筒には住所や氏名を書く必要があります。

免状交付申請書・領収書・返信用封筒(切手を貼付け)を大封筒に入れ、簡易書留で受験した各道府県の消防試験研究センター支部(東京都の場合は、中央試験センター)へ郵送します。

発行に要する時間は締め切り日までに申請すれば、約1ヵ月。

申請閉め切り日は設定されていましたが、この日までに絶対に申請しなければいけないということではありません。

消防設備士乙類第6種の資格を取る!ー まとめ

消防設備士乙6類の試験勉強は、2級ボイラー技士の試験後休む間もなく始まりました。

  1. 準備期間28日
  2. 平日1~2時間、休日2時間以上
  3. 過去問題集1冊を使用
  4. 過去問を繰り返す解く

この準備期間、勉強方法で、

「消防設備士乙種第6類」の資格を取得することができました。