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登録販売者の資格を取る!ー5つ目の資格取得スタート

2022年3月21日

50歳を過ぎて、目的をもって何かを学ぶということがめっきり減りました。人生100年時代に向けて、1年でも長く働きたいと思っています。ルーティン化した生活を打破したいという気持ちが強くあります。そのために、資格取得を目的に勉強を始めることにしました。

目指す資格の内容をしっかり見定めました。

  • 高齢者の仕事探しに直結するもの
  • 独学、かつ普段の生活を大きく犠牲にせず取得可能なもの

つまり、現在の生活と併行しながらでは勉強時間が全く足りないもの、かつ、実際に50代、60代の求人がない、または結びつかない資格は検討外ということにしました。

1つ目の資格(=第二種電気工事士)の勉強を始めたのが、昨年の6月。

実は、電気工事士の前に取得を考えたのが、「登録販売者」の資格でした。

何か資格を取ろうとたまたま目にしたサイト「独学のオキテ」。

その中の ’ 50代男性向け独学資格ガイド ’に「登録販売者」のことが 書かれていました。

販売系・営業系の資格ということで、今まで経験してきた職種から考えると、一番この資格が自分に向いているんじゃないかと思いました。

と考えたのはよいのですが、肝心なことはなにも調べず。

テキストを購入したはいいのですが、その時にはすでに願書の配布が終了していました。

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今思えば、勢いまかせのスタートでした。(苦笑)

あれから10ヵ月。

資格取得の原点、「登録販売者」の資格取得に向けて勉強を始めます。

登録販売者 資格取得はこんな流れ

「登録販売者」資格取得に向けて、もう一度、資格の内容や準備事項を確認しました。

登録販売者の資格とは

登録販売者とはどのようなことができる資格なのでしょう?

ドラッグストアに行くと「登録販売者」という名札をつけているお店の方がいます。一般の店員さんとできることの違いは何なのでしょうね?
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登録販売者の団体である「公益社団法人全日本医薬品登録販売者協会(全薬協)」のHPに、わかりやすい説明がありました。

『登録販売者』とは、2009年6月の薬事法改正にともない誕生した医薬品販売専門家のことです。資格を得るには医薬品の販売において一定の実務経験等を有し(※)、都道府県知事の行う試験に合格する必要があります。

登録販売者になると、第2類および第3類医薬品販売が可能となり医薬品の専門家として、店舗管理者となり自ら薬店を経営することや、ドラッグストアや薬局などに勤務することが可能となります。

薬剤師との違いは、薬剤師は、医薬品に関する万般の専門家(国家資格者)です。

これに対して、登録販売者は、第2類及び第3類に属する一般用医薬品販売という限定された範囲での専門家であり、国家資格ではありません。例えば、「処方箋に基づく薬の調剤」や、「第1類医薬品」の販売を行うためには、薬剤師であることが前提条件となり、登録販売者は、これらを行うことができません。

(※平成26年度以前の登録販売者試験では一定の受験資格が必要でしたが、平成27年4月1日にこれらの受験資格要件が不要になりました。)

出典:公益社団法人全日本医薬品登録販売者協会「登録販売者を目指している方」
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第2類および第3類医薬品って? 第1類よりは危険性は減るものの、その副作用によって日常生活に支障をおこす恐れのある薬が第2類。風邪薬や頭痛薬などがそう。第3類は1、2類以外の一般用医薬品。整腸剤やビタミン剤がそれに当たるんだそうです。

登録販売者は、わたしたちが薬局やドラッグストアで買うような市販薬を販売できる資格と言えます。

受験資格・試験内容・受験料

前述の全薬協の説明の中にもありましたが、現在「登録販売者」の受験には資格要件はなくなり、誰でも試験を受けることができるようになっています。

試験は、各都道府県が年1回おこなう学科試験のみ。(複数地受験可)

試験日は北から始まり南で終わるような形で、8月末~12月中旬におこなわれるようです。

要注意は願書の受付期間。試験日の2か月前、早いところでは3か月前には締め切られます。わたしは気付くのが遅く、昨年は受験できませんでした。
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受験料は、各都道府県で異なります。

2021年度で言えば、北海道の18,200円から大阪や京都などの12,800円と結構な幅があります。

ちなみにわたしが受験することになる東京都の場合は、13,600円でした。

科目5つ・各科目3.5割~4割未満で足切り・全体7割以上で合格・合格率40%ほど

登録販売者の学科試験は、5科目計120問・120点。

  1. 医薬品に共通する特性と基本的な知識。20問20点
  2. 人体の働きと医薬品。20問20点
  3. 主な医薬品とその作用。40問40点
  4. 薬事関係法規・制度。20問20点
  5. 医薬品の適性使用・安全対策。20問20点

120問とかなりの出題数です。

20問の科目は40分、40問の科目は80分、計120問を240分の制限時間内で解くということです。

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この240分が余裕のある時間なのか、現時点ではまったく想像できません。ただ、かなり疲れそうということは想像できます。

各科目3.5割~4割取れないと足切り。(※都道府県によって異なる。)

かつ、5科目合計7割(84点)以上の正解で合格になります。

東京都は2021年度で言えば、3.5割未満で足切り・全体7割以上で合格でした。

今まで受けてきた資格試験は全て6割以上。7割となると、かなり気を引き締めていかないと。
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準備期間と使用教材

第二種電気工事士から始まり、今まで4資格の学科試験を受けてきました。

これらの学科試験と今回の「登録販売者」の勉強内容で一番違いそうなこと ⇒ カタカナ文字の羅列を膨大に覚えなくてはいけなさそうなこと。

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’ 物覚えが悪く、忘れるのがとても早い ’ わたしにとっては、とてもつらい受験勉強になると覚悟しています。

準備期間

4月に入って本腰を入れ、9月初旬(※東京は9月11日に決定)までの5ヵ月で準備をしようと考えています。

資格試験情報サイト「独学のオキテ」で運営者クラゲさんは、

独学での勉強時間は、「3~4ヶ月」を見ておくのがベストです。配偶者との「接し方」のように、短すぎても、長すぎても、ダメです。というのも、試験勉強の実際は、「暗記と記憶」のみだからです。

「ジメチルポリシロキサン(ジメチコン)」や「プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル」といったカタカナ成分を、“膨大に”憶えることになります。都合300~500個以上の成分を憶えることになるので、あまりに短い期間だと憶えきれず、あまりに長い期間だと、記憶の維持に苦労します。

「3~4ヶ月」で、じゅうぶん合格レベルの実力は身につくので、適切な勉強期間を見ておいてください。

出典:独学のオキテ「登録販売者の独学‐1発合格の勉強方法と傾向と対策」

とおっしゃっていますが、今までの受験を通して、やっかいな試験には「クラゲさんがおっしゃる時間+1ヵ月」がわたしには適してしるように感じています。

テキストの通し読み・併行して小問題を1~2か月→過去問の繰り返しを2か月→最後ひと月は公開問題の繰り返し という勉強方法で行こうかと考えています。

使用する教材

テキストとして「登録販売者試験 合格テキスト&問題集」を、昨年すでに買っています。

登録販売者の教材は、厚生労働省が公開する「試験問題作成に関する手引き」をベースに作られています。

毎年、改定があるわけではありませんが、前回の改定がH30年、その前がH27年のようですからそろそろ改定が入ってもおかしくない時期です。

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と言って未使用のテキストを買い替えるなんて、貧乏性のわたしにはできそうもありません。

改定があっても可能ならば、加筆と言う形で使いたいと考えています。

またこれに、過去問題集を1冊加えようと思っています。

1.登録販売者試験 合格テキスト&問題集

50半ばを過ぎて資格取得を始め、いくつかの試験勉強を経験し、わたしが教材に何を求めるのかが分かりました。

それは、眠くならない ということです。

学生の時もそうだったのかもしれませんが、何しろ文字を読みだすと眠くなります。

また集中が続かず、移動中や人待ちなどの半端な・短い時間の方が勉強に身が入ります。

そんなわたしにとって、この「登録販売者試験 合格テキスト&問題集」は以下の点で使えそうです。

  • 多色刷りで飽きずに読めそう
  • 巻末の模擬試験はありがたい
  • 別冊の「まとめハンドブック」は取り外して携帯可

このテキストは【解説・ミニテスト・過去問・模擬試験】で構成されています。

第二種電気工事士試験の時に使った「ぜんぶ絵で覚える 第二種電気工事士筆記試験 すぃ~っと合格」と教材の作りに似ているところがあります

読みやすく・ポイントポイントで問題が掲載されているので、眠気と暗記との戦いに役立ってくれそうです。

二電工では「すぃ~っと合格」と公開過去問題の繰り返しで、9割以上の正解(自己採点)で筆記試験に合格することができました。

今回も、「テキスト&問題集」と繰り返しで合格を勝ち取ります。
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ただしその勉強法を取るには、収録されている模擬試験問題数は120問、ミニテストは1セクションに数問で数としてはやはり心もとない。

なので、過去問題集を1冊加えようと思っています。

この「登録販売者試験 合格テキスト&問題集」に期待しているものが、もう一つあります。

それは、付録の【総まとめハンドブック】。

「すぃ~っと合格」も【重要ポイント丸暗記ノート】という別冊が付いていて、半端な・短い時間の有効利用にとても役立ちました。

【総まとめハンドブック】も、スマホに取り入れて勉強するつもりです。

2.ズルい! 合格法 医薬品登録販売者試験対策 出る順 問題集 Z

過去問題集は、「ズルい! 合格法 医薬品登録販売者試験対策 出る順 問題集 Z」(薬ゼミ情報教育センター)を選びました。

先にテキストの通し読みを始めたのですが、思ったことは、すべてを暗記するのは無理!

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いくつあるんだか、カタカナ成分名、漢字生薬成分に漢方処方製剤名。

効率よい勉強方法を取らないと「試験までもたない⇒放棄することになりかねない」と本気で思いました。

今まで以上に効率よく勉強を進めるために、’ 登録販売者試験は、120点満点を取る試験ではありません。この教材は、登録販売者験の合格の条件である“84点以上"を最優先に考え、出題頻度が高い内容だけをまとめています。 ’ とうたっている、この問題集を選んだわけです。

すでに使いだして2週間が経ちますが、以下の点をわたしは気に入っています。

  • 84点以上を最優先という言葉は、心の安定をもたらす
  • B5サイズと大きく、設問・解説にも圧迫感がない
  • 余白が多く、書き込める
  • 出る順番と銘打ちながら、オリジナル問題も含め515問というボリューム

安心感

登録販売者の試験勉強をしていると、果てしなさを感じるときがあります。

しかし、この出る順で84点を取りに行ってるんだと考えれば、焦りも和らぎます。

この心の安定は、わたしにはとてもありがたいです。

圧迫感がない

通し読みを終えたのち、出る順を解いてみるのですが、成分名などは驚くほど解けません。

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嫌になります。

もし紙面一杯に設問が詰め込まれていたら、この気持ちは倍増でしょう。

わたしがこれまで購入してきたテキスト・問題集よりも、一回り大きな出る順は余白が一杯。

この余白に助けられています。

書き込める

余白が多いので、書き込みがけっこうできます。

残念ながら、この4月に出題の元になる「手引書」の改正がありました。

この改正点を書き込むのにも、また読んでいて不明確な用語を書き足すにも、この余白が大いに役に立っています。

515問のボリューム

「この出る順で84点を取りに行ってるんだ」と前述しました。

本当は、この1冊で84点以上を、+各都道府県が公開している過去の試験問題を解くことで上乗せを考えていました。

しかし出題元に改正点が生じている以上、過去問をそこまで信用はできなくなりました。
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それでも、この出る順を頼りにすることには変わりありません。

それならば、問題数は多ければ多いほど役に立つはずです。

登録販売者の資格を取るぞ!

資格を取ろうと考えた原点。

10か月の時を経て、あらためて「登録販売者」に挑戦をする時期がやってきました。

人生100年時代に向けて、1年でも長く元気に有意義に生きるつもりです。

そのために、何かの時への実用的な備えをしておきます。

⇒「登録販売者」資格取得を目的に勉強を始めます!