我が家の白文鳥「ぴより」に与えているミックスシードがそろそろなくなりそうなので、早めに次の餌を買い足しました。
「ぴより」を迎えて約半年、まだまだ飼育初心者であるわたしは、これというえさや道具を決めていません。
とりあえず有名どころを一回りした後に、定番を決めようと考えています。
そして今回購入したのは、ピーツー・アンド・アソシエイツ社の「カスタムラックス・文鳥ブレンド0.83L」です。
実は同社から販売されている「ナチュラルラックス・文鳥1L」も気になっていましたが、その違いがわからないままこの製品を購入しました。
ピーツー・アンド・アソシエイツ社 ラックスシリーズ2種
ラックスシリーズは、ピーツー・アンド・アソシエイツ社(P2社)が製造しているミックスシードです。
製品名にあるHHJ(ハッピーホリデージャパン)とは、P2社が展開するペット関連のオリジナルブランド名になります。
文鳥向けのラックシリーズには2つの種類があり、
- 「カスタムラックス・文鳥ブレンド」
- 「ナチュラルラックス・文鳥1L」
後者はナチュラルという製品名から、無農薬などを想像してしまいました。
カスタムとナチュラルの製品の違い
この違いが実に分かりづらいのです。すぐわかる違いはパッケージと容量くらい。
ただECサイトに掲載されているナチュラルラックスの商品写真には、気になるキャッチが書かれています。
早速、P2社に電話をして聞いてみました。
成分は同じ
ボレー粉は洗ってあるのか?という問い合わせをして以来、2度目のP2社への電話です。前回同様、とても丁寧な回答を頂きました。
まず、2種類とも成分(100g中標準成分)は同じということでした。
蛋白質 | 脂質 | 炭水化物 | 灰分 | 水分 | その他 |
12.30 | 6.85 | 65.20 | 2.23 | 13.27 | 0.15 |
カナリーシードへのコーティングの有無
違いは、カナリーシードにアミノ酸のコーティングをしてあるか、ないか でした。やはり製品ラベルにある「良い食事はアミノ酸で生きてきます」がポイントでした。
ナチュラルラックスは、配合されているカナリーシードの一部の殻を取り、アミノ酸をコーティングしているとのことでした。あくまでも、カナリーシード全てにではなく、一定割合にと聞きました。
アミノ酸は、筋肉をはじめ身体の多くの部分を構成しているタンパク質の元になる栄養成分です。ミックスシードだけでは補いきれないアミノ酸は、サプリメントを主食にかけたり・水に溶かしたりして文鳥に与えようとします。
しかし中には、そのサプリメントをよけたり・溶かされた水を飲まなかったりする文鳥もいます。そのため、文鳥が好むカナリーシードの一部にコーティングし、知らず知らずのうちにアミノ酸を取らせてしまうという狙いだそうです。
パッケージの違いーナチュラルは内側アルミ包装
カスタムラックスは、ミックスシードの袋としてはよくみる、ジッパー付きのプラ袋。
対してナチュラルラックスは、見た目はクラフト紙袋。ただしこのパッケージは、外側がクラフト紙、内側はアルミ包装になっているというお話でした。
内側がアルミ包装になっているのは、紫外線によるアミノ酸の変性を防ぐためということ。表側にクラフト紙が使われているのは、インテリア性を高めるためということでした。
たしかに、カスタムラックスのプラ袋よりはグーンとおしゃれですよね。
容量ーカスタムは0.83L、ナチュラルは1L
2種類のラックスシリーズは、販売容量が違います。カスタムラックスは0.83L、ナチュラルラックスは1.0L。あくまでも容量で重量ではありませんので、ご注意を。
カスタムラックスとナチュラルラックスは何が違う?|むすび
カスタムラックをベースにしたラックスシリーズ。
カスタムラックスは、小鳥や小動物が大好きなたくさんの発芽するほど新鮮な種子や木の実を厳選し使用しています。自然の動物たちが毎日食べる食事に限りなく近づけ、様々な種類のペットたちの食性や嗜好性などあらゆる角度から好んで食べる高品質の自然原料を豊富にバランスよく配合しています。さらに、栄養価の保たれる殻付の種子にこだわり配合しています。
製品の違いのポイントは、配合されているカナリーシードにアミノ酸のコーティングをしてあるか、ないか でした。
現在与えている食事内容で「アミノ酸の付加」が必要と考えるならば、ナチュラルラックスの選択もありということですね。知らず知らずのうちに食べさせてしまうという狙いは良いと思います。
わたしは、すでに購入済みのカスタムラックスを「ぴより」がどう評価するかを確かめてみます。「自然の動物たちが毎日食べる食事に限りなく近づけ」とうたっているだけに、今まで与えてきたミックスシードとは粒の大きさなどが全く異なって見えますので。
今回は、ピーツー・アンド・アソシエイツ社の「カスタムラックス」と「ナチュラルラックス」の製品の違いを調べてみました。