白文鳥「ぴより」と生活をして約2か月、文鳥飼育初心者のわたしは良かれと思って実行し【うまく行くこともあれば大失敗もする】の繰り返しです。
今回はある失敗から、わたしなりに餌を与えるコツの一つを考えたという話をしたいと思います。そのコツとはズバリ「餌の一方を固定する」ということです。
文鳥に餌を与える際の、小さなヒントとしてお読みいただければ幸いです。
豆苗をきざんで与えたらほとんど食べなかった
保湿対策に水を張った容器に刻んだ豆苗を入れて出した
ケージ内の保湿対策に「濡れタオル」を活用しているということをこのブログ内で幾度かお話しました。
掛ける濡れタオルのケージとの接触面積は当初は直掛けでおおよそ80%、ハンガー掛けに変えるようになって四つ折りで25%程度に。ここのところはサーモスタットにできる限り接触しないようにと八つ折り12%弱に減少しています。
大気にさらされる濡れタオルの表面積が減るにしたがって、ケージ内の湿度も以前より上がらなくなりました。
豆苗は水にさらしておくと長持ちがする
’ああ、なんとか湿度を上げたいなぁ’と思っていた時に、ふと「豆苗は水にさらしておくと新鮮長持ち」と浮かびました。
’なら、豆苗を水を張った容器に入れて出したら、鮮度と湿度、一石二鳥じゃん’
水を張った容器に豆苗を入れてみたら、食べない・上がらない
思い立ったが吉日、速攻で試してみました。「ぴより」は豆苗が大好きで、ケージに豆苗が運ばれてくるとすぐに突っつき出します。それがこの日は、突っつくものの減ってる感がなし。
湿度の変化もほとんどなし。またやってしまったかと(´・ω・`)
くちばしだけで食べれるように餌の一方を固定する
よくよく見ていると足で押さえて食べようとはしていた
なぜ、大好物を食べないのだろう?観察をしてみました。「ぴより」は食べようとはしています。しかし、食べづらそう。
「ぴより」は止まり木まで運んで、豆苗を足で押さえつけて食べようとします。しかし、落としてしまったり・ぐちゃぐちゃにしてしまったりと、この食べ方に無理があるのか、結局途中で食べるのを止めてしまいました。
粟穂もタコ糸でケージに固定し出してから食べるように
そう言えば、ほとんど興味を示さなかった粟穂も、一方をタコ糸で結んでケージに固定してから食べるようになったなぁ。
’つまり一口で丸飲みできない餌は、’片方を固定することでくちばしオンリーで食べやすくなる’ということか。
餌をあたえる時の1つのコツは「一方を固定する」|まとめ
今回「豆苗をきざんで容器に入れて出した」ことから、「餌の一方を固定する」ことが文鳥に餌を与える1つのコツではないかとわたしは気付きました。何だか当たり前のような話なのですが、そういう考えは今まで考浮かびませんでした。
人にはモノを自由にする腕(手)があります。文鳥には自由に飛び回れる羽はありますが、モノを取ったり抑えたりすることはできません。文鳥の身になれば今回の失敗も事前に分かったかもしれません。
愛鳥の身になって考える。これが文鳥飼育の基本なのでしょう。
文鳥飼育初心者であるわたしには今のところ ’絶対’ ということ・ものがなく、良かれと思ってやってみて・いやいやと思って変えてみての繰り返し繰り返しです。
生き物を飼うことの責任と喜びを感じながら、「ぴより」との生活を続けています。