白文鳥の「ぴより」の成長日誌&飼育情報

文鳥のくちばしに異変!割れてしまった?その時どう対処する?

昨日、白文鳥の「ぴより」を放鳥した時のこと。くちばしに野菜を食べたカスが付いていることに気付きました。’またくっつけて’と濡れティシュでくちばしを拭いてあげようと思った瞬間、

‘ギョ、くちばしが割れている!’

これはまずい。急ぎ、対処法を調べようと検索をかけました。

食事を取れないほど重症じゃない限り、とりあえず様子見

文鳥のくちばしが割れる理由は大きく2つ。ぶつけるなど外的要因、栄養不足など内的要因。どちらの理由にしても、餌を自分で食べられないほどの重症でないかぎりすぐに病院に連れて行く必要はないということが多くのサイトで書かれていました。

そこで「ぴより」の様子を確認しました。食べて、飲んで・・・。わたしの指や耳たぶも思いっきり噛んできます。まったく大丈夫そうです。

急ぎ病院に連れては行かず、様子見ができそうな状態です。ほっと、ひと安心。

文鳥のくちばしは、傷つきやすく再生も早い

文鳥のくちばしは傷つきやすい一方、治りも早いということでした。文鳥を初め、野生の小鳥を考えてみればその通りですね。固いものにぶつかることも、硬いものを食べることも多く、その際にくちばしを痛めることも多々あることでしょう。くちばしが早急に元に戻らなければ命取りですものね。

もし外的要因で「ぴより」のくちばしが割れたとしたら。おやすみカバーをかけた後に暗闇のケージの中で ’まだ寝たくないよ’ とばかりケージの中を飛び回っています。あの時かなぁ。

最近、なんにでも噛みついています。わたしの身体ならまだしも、電化製品その他もろもろにも。あの時かなぁ。そう言えば、換羽の時はイライラして噛みつきやすくなるとも書いてありました。できる限り「ぴより」から固いものを遠ざけるようにします。

栄養のバランスがくずれるとくちばしがもろくなる

鳥のくちばしは、ケラチンというたんぱく質の一種から作られているそうです。くちばしだけではなく毛や爪もこのケラチンが硬化したものということ。ただしタンパク質をうまく摂取するためにはビタミンやミネラルと言った潤滑油も必要になります。

このことは「ぴより」に与える成鳥用の餌を考えた時に知りました。

つまるところ、しっかりとしたくちばしを作るにはタンパク質だけではなく栄養をバランスよく取るように心がけるということが必要だということです。

現在1日に「ミックスシード+クロレラプラス」6~7g、豆苗を中心に小松菜などを加えて緑黄色野菜を、そしてボレー粉を2つまみ程度を食事として出しています(晩に多少付け加えることもあり)。

このくちばしの割れに関してはこの後、注意深く確認していくつもりです。いつまで経っても治らないようならば、病院に連れて行きます。

生き物を飼うことの責任と喜びを感じながら、白文鳥の「ぴより」との生活を続けています。