食べにくそう・危なそうと感じていた文鳥の餌入れの深さを改善すべき「文鳥の餌入れの底上げ板」を作成したことを、先日ご報告させて頂きました。
あれから数日しか経っていませんが、【改善】を行ったので、再びご報告させて頂きます。
具体的に言えば、
● 仕様の変更はなし
● 底上げ板を餌入れにセットする際に傾きをつける
と言うだけの変更に過ぎません。形状の変更はしていませんので、前回ご提示した仕様のまま使えます。
底上げ板を餌入れにセットする際に傾きをつけることで、文鳥がより餌が食べやすくなったのではないかと考えます。餌入れの底上を考えている方の参考にもなれば幸いです。
平らすぎる底上げ板が文鳥のくちばしを痛めそうで心配
餌の盛られ方に深さがないため、くちばしが常に板に当たっていた
現在使用しているケージ付属の餌入れ(イージーホームバード食器 S・891型)は底が深く、白文鳥「ぴより」が食べにくいのではないか・落ちてしまわないかと心配したところからこの話は始まりました。
板紙を使って餌入れの底を全体的に持ち上げることをしました。
この底上げ板をセットした後、「ぴより」は普通に食事をしていましたので自分自身 ‘上々の出来’ と考えていました。
しかし、何か気になります。その気になる原因が「ぴより」が餌をついばむ時に生じるコツコツという音でした。くちばしが何か硬いモノに当たっている音です。
入れる餌の量は7g。底上げ板の上にほぼ平らに盛られますので餌の盛られている層は浅く、「ぴより」が餌をついばむと必ず底板に当たってしまうという具合でした。
● 相手は紙の板だからくちばしには損傷は起きないだろう。万が一、起きても限定的
● しかし、気付いたならば改善はする必要がある
とわたしは考えました。実は、「ぴより」のくちばしの心配もあったのですが、コツコツ続くその音がわたしにとって耳障りであったというのも改善を考えた理由でもありました。
市販品の餌入れを調べると ’傾斜’が有効?
板紙を使って簡易的に作った「餌入れの底上げ板」を改善するにあたって、市販品の餌入れを参考にできないかと考えました。いろいろと見て回って目にとまったのが、この製品「エクセル フードフィーダー」。餌入れという単純な容器ではなく、給餌装置です。
メーカーである、ナチュラルペットフーズ社のサイトから製品説明を引用しますと、
お留守番に便利な小鳥の自動給餌器です。 食べた皮がトレイに溜まる新タイプのフィーダー。 皮を吹く手間を軽減し、お掃除もらくらく!外付けタイプだから補充がしやすい!残量が一目でわかるクリアタイプ。
この自動給餌器に関しては使用をしていませんので製品に対する評価はできませんが、わたしが気になったのがこの製品の傾斜感。ああ、板を斜めにセットすれば深みができると思いました。
餌入れの底上げ板を斜めにセットする
すでに作った底上げ板を仕様の変更することなくセットの仕方だけを変えるならば、即時試すことができます。
底上げ板を斜めにセットすることで餌の層に深みができました。一方、餌入れと底上げ板との隙間から餌がもっと底に落ちるかと思っていましたが、思ったほど落ちてはいませんでした。
くちばしと底上げ板とが当たる音はかなり軽減した
実際に「ぴより」がこのセットの仕方で餌を食べている様子です。
餌入れの底上げ板を斜めにすることで餌が底に溜まり、深みができます。そのため「ぴより」のくちばしが底上げ板にぶつかる確率は格段に減ったと思います。
とりあえず「底上げ板を傾けてセットする」ことで様子をみます。
文鳥の餌入れの底上げ板を改善しました|むすび
今回、作成して日も浅い「餌入れの底上げ板」の使い方を再検討してみました。底上げ板の仕様は変更せず、餌入れへのセットの仕方をちょっと変えただけの再検討でした。
しかし変更前のくちばしと底上げ板のぶつかりが軽減されたことを考えれば、「ぴより」の生活環境の改善になったのではないかとわたしは思っています。
今後も「餌入れの底上げ板」を使いながら必要ならば改善をし続けます。(場合によっては製品の取り換えも考えます)
追記.「えさこぼれ」の改善を行いました。(2021.01.31)
文鳥飼育初心者であるわたしには今のところ ’絶対’ ということ・ものがなく、良かれと思ってやってみて・いやいやと思って変えてみての繰り返し繰り返しです。
生き物を飼うことの責任と喜びを感じながら、白文鳥の「ぴより」との生活を続けています。