「第2種電気工事士」資格取得を目的に、勉強を始めました。
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第2種電気工事士の資格を取る!ー20日間勉強してみて
第二種電気工事士の資格を独学で取ることにしました。半端ない「忘れ」に対抗するように、丸暗記ノートという付録教材を使いだし、妻を相手に覚えたことの反復説明も行い始めました。少しずつ慣れてきました。
10月の筆記試験に向けて勉強を始め、30日間が経ちました。
資格取得にこの第2種電気工事士を選んだ理由の一つが「独学、かつ普段の生活を大きく犠牲にせず取得可能なもの」ということでしたから、できる時間に出来る場所でというスタイルで勉強を続けています。
配線設計と電気工事の章 過去問を間違えるように
教材が届いた翌日から勉強を始めて早30日。
現在、教材の第三章「配線設計と電気工事」の項目まで進んでいます。
この章に入って、明らかに今までとは違うことが起こり始めました。
過去問を間違える。
今までもたまに間違えることはありましたが、この章に入ってからの間違いはほんとうに分からないから間違えるという今までとは異なった間違えの仕方をするようになっています。
工事条件が似通っていることが逆に混乱しやすい
例えば金属管工事の接地と接地工事の省略に関しての条件。
ポイント
- 使用電圧が300V以下ならばD種接地工事、300Vを超えて簡易接触防護措置を施さない場合はC種接地工事
- D種設置工事の省略は、1.乾燥した場所で管の長さが4m以下・2.対地電圧が150V以下で長さが8m以下の管に簡易接触防護措置を施す場合。
一方、金属可とう電線管工事接地と接地工事の省略に関しての条件。
前振りとして、接地工事に関しても金属管と同じ規定があてはまりますと教材には書かれています。
しかし教材を読み進めて行くと、
ポイント
- 使用電圧が300V以下ならばD種接地工事、300Vを超えて接触防護措置を施さない場合はC種接地工事
- D種設置工事の省略は、1.管の長さが4m以下。
と書かれています。
金属可とう電線管工事は接地工事に関しては金属管と同じ規定があてはまると書かれているのに、接触or簡易接触、乾燥した4mor単に4mなどなど、もろもろの工事条件に頭が混乱をきたしています。
表現を変えられるとまだまだ弱い
例えば金属線ぴ工事の接地工事に関しての問題。
令和2年度 下期筆記試験
Q:低圧屋内配線の工事方法として、不適なものは。
イ. 金属可とう電線管工事で、より線(絶縁電線)を用いて、管内に接続部分を設けないで収めた
ロ. ライティングダクト工事で、ダクトの開口部を下に向けて施設した
ハ. 金属線ぴ工事で、長さ3mの2種金属製線ぴ内で電線を分岐し、D種設置工事を省略した
二. 金属ダクト工事で、電線を分岐する場合に、接続部分に十分な絶縁被覆を施し、接続部分を容易に点検できるようにしてダクトに収めた
と言う問題。
イと二はまず除外、ロとハで迷ってロを選択して間違い。
ミスの原因は、
- 金属線ぴ工事の接地省略条件の4mにひっかかった
- 教材にあった「線ぴ内に接続点を設けることができますが、この場合は必ず線ぴに接地工事を施します」という文面の接続点を設ける=電線を分岐するを同一内容として読むことができなかった
先に話したとおり、工事条件の暗記が不安定な上、表現方法を変えられてしまうとそれについていけるほど知識が身についていないことが、回答ミスを連発しだしている原因だと痛感しています。
30日間勉強して感じていること
勉強を始めて30日。
直近の暗記は不安定、少し前の暗記は完全に忘れている。
それでも感じ始めていることがあります。
なんか慣れてきたな。
細かなことはきれいさっぱり忘れていても、なんとなく大筋では言っていることが分かるような分からないような。
10日前より、より慣れてきた感があります。
教材を読み始めてまだ1巡目。
今は端から端まで気を付けながら目を通しています。
筆記の合格は6割。
この後、どこかのタイミングで捨てるという選択も取ることになるでしょう。
こんなことを繰り返しながら、3か月後には筆記に必ず受かる。
そう信じて学ぶことを続けます。