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第2種電気工事士の資格を取る!ーまとめ

2022年2月5日

筆記 勉強時間・勉強方法

筆記試験に向けての勉強は、平日は移動時間などを使いながら暗記を中心に、休日は机でがっつり過去問という感じでした。

勉強時間

勉強をスタートしたのが、テキストが届いた6月25日。

そして、「第二種電気工事士」の筆記試験が10月24日。

この試験としては長めの約4ヵ月間を準備期間としました。

oji
50を過ぎ、物覚えの悪さ・物忘れの早さを自覚していたので・・。

日々の勉強時間は、平日1~2時間・休日2~3時間程度(※最後のひと月の休日はそれ以上)だったと思います。

勉強方法

【前・中盤戦】

勉強方法は本文を読んで、対応している過去問を解く。

とりあえずこの方法で、テキストに一通り目を通してみる。

次に過去問に軸を置いて、分からない・忘れた部分を本文で確認をする。

間違えた問題は、特に繰り返して解く。

結局、4回から5回は解いた問題もありました。

oji
本当に物覚えは悪いし、物忘れは早いし。若い人にはわからないだろうなぁ。
【後半戦】

本試験ひと月前あたりから、センターからダウンロードした過去問題を使って、本試験と同じ120分で模擬試験を始めました。

1回目の模擬試験。

自宅でおこなったにもかかわらず、極度の緊張

合格基準以上の点数は取りましたが、これが本試験だったらこの緊張でケアレスミスをどれだけするのだろう・・と思いました。

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本試験まで残りひと月足らずとなり、過去問を使って模擬試験を始めました。自宅での合格点はあてにならないと思っています。もったいないミスをこれからなくして上乗せを狙っていきます。

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そのため、模試ではかなりの高得点を取れるようにしておかなければいけないと感じました。

結局、10回分の模試を3セットしました。

oji
休みの日は1日2回以上、模試をやっていましたから「普段の生活を大きく犠牲にせず」では全く違いましたね。(苦笑)

試験に役に立った文房具

本試験の回答方式はマークシート。

シートを塗りつぶしやすい鉛筆も用意しましたが、実際に使ったのはこれでした。

「大人の鉛筆」という太字のシャープペンです。

使用する専用の芯は、不純物が少ない黒鉛と粘土を均一に混ぜ合わせて作られた、高級国産芯。鉛筆に近い太さ2mmの芯は、力を入れ過ぎて折れるという心配もありません。

出典:北星鉛筆公式サイト

細身の本体は握りやすいし、極太の芯は塗りつぶすのも早い

新しい鉛筆も2本用意しましたが、普段使い慣れない鉛筆をメインとして使う気にどうしてもなれませんでした。

付属の芯削りは試験センターに確認したところ、持ち込みOKでした。

技能 勉強時間・勉強方法

技能試験に向けての勉強は、机上での練習です。

移動時間も使えず、筆記以上に時間のやりくりが大変でした。

oji
並行して危険物乙4の勉強もしていましたし。

勉強時間

勉強をスタートしたのが、筆記試験の翌日10月25日。

そして、技能試験が12月18日。

おそらく多くの技能受験者が、この準備期間で試験に臨んだのではないでしょうか。

日々の勉強時間は、平日1時間・休日は3,4時間はやっていたと思います。

机をもう一つ用意して部材を置き、ちょっとした時間があれば工具をにぎっていました。

初めひと月は、試験時間の40分内にはまったく組み立てられませんでした。

本試験前には何とか30~35分程度で組み立てられるようになりましたが、これはあくまで自宅でのこと。

試験当日は、本当にギリギリになるぞ。
oji

実際、本試験では終了したのが4分前。

欠落に気づいたとしても、直せる時間ではありませんでした。

普段の練習から「欠落を意識しながら確実に行う」ことがとても大切 とあらためて思います。

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試験の結果

技能試験から約40日後の1月28日に、電気技術者試験センターのサイト上で合否が発表されました。

なんとか合格。

しかし本当に不安な40日でした。

合格後、免状交付までの手続き

合格後の手続きに関しては、合否の発表後に送られてくる「試験結果通知書」の到着を待って申請に行くことになります。

申請先は都道府県庁ではなかった

第二種電気工事士の免状は、都道府県知事の名によって交付されます。

そのため免状交付の申請は、庁舎に行くものだと思っていました。

しかし調べてみると、申請窓口は別組織。

東京都の場合は、東京都電気工事工業組合が申請先になっていました。

申請に必要なもの

申請には、以下のものが必要になります。(東京都の場合)

  • 電気工事士免状交付申請書東京都指定の申請書
  • 合格通知書 ※原本提出、コピーNG
  • 写真2枚(縦4cm×横3cm) ※裏に氏名を記入
  • 手数料5,300円 ※現金のみ
  • 免状返送用封筒 (切手不要。定形サイズ)※返送先(郵便番号、住所)と氏名を記入
  • 住民票(申請前3ヶ月以内に交付されたもの) ※個人番号、住基番号の記載の無いもの、本籍・続柄不要
  • 戸籍抄本 (コピー不可)※合格通知書の氏名が改姓・改名等により住民票と違う場合

窓口が混まず、用意していったものに不備がなければ、申請自体は10分もかかりません。

わたしは試験結果通知書が届いたその日に行ったので、待つこともなく終了。

交付申請終了後、約1ヵ月で免状が送られてくるようです。

以上が、合格後の手続きとなります。

第二種電気工事士の資格を取る!ー まとめ

50代を過ぎて、初めての資格取得になった第二種電気工事士 試験。

  1. 準備期間:筆記・技能合わせて6ヵ月
  2. 勉強時間:平日1~2時間、休日2~3時間 (技能はもうちょっと必要だった)
  3. 対筆記教材:「ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士筆記試験すい~っと合格」
  4. 対技能教材:「ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士技能試験すい~っと合格」
  5. 対技能工具:「ホーザン 電気工事士技能試験工具セット」
  6. 対技能練習部材:「ホーザン  第二種電気工事士技能試験 練習用部材セット」
  7. 勉強方法:とにかく過去問・候補問題を繰り返し解く、作る

この準備期間、勉強方法で、

「第二種電気工事士」の資格を取得することができました。