この日記は、妻に革製スティックケースをプレゼントするまでの記録。
日々の小さな練習
前回の更新からほぼ1ヵ月。
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レザークラフト日記 7【ガイドライン引き・孔明け】
前回までで革を縫うための準備をおこなってきた。わたしが教材としているレザークラフト塾【初心者講座】では「針に糸を付ける手順」までしか進んでいないが、革を縫いたいという気持ちは抑えられず、他の動画を参考にしながら実際に縫いまで進んでみた。
この間、小さな時間を使って「規則正しく糸孔をあける・緩みなく整然と縫う」 ことを目標に小さな練習を繰り返していた。
材料には端材中の端材を使ったが、カット・床面の磨き・ヘリ落とし・コバ処理、重ね縫い・平縫い・糸の始末と続く作業は必ずおこなった。
Day8.
これらの練習を繰り返したところで、その成果を試すと共にモチベーション維持のために二回目の作品製作に挑戦することにした。
課題と製作指導はいつものとおり「レザークラフト塾」、今回は配信動画の中から【コンパクトなコインケース】にチャレンジしてみた。
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Day8-1 作れるのと仕上がるのとでは違う
記念すべき1回目のレザークラフト製品は、同じコインケースとは言え『縫い 』がなかった。
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レザークラフト日記 5【三角コインケース②】
学び始めて5日で製作課題に挑戦することにした。「初心者講座 20th 製作課題1」は以下の工程で進む。床面磨き→裁ち→コバ磨き・ヘリ落とし→ハトメ抜き→バネホック付け。このバネホック付けが難儀したが、記念すべきレザークラフト1作目が完成した。
『縫い』のある初めての製品製作であるとともに、貼り合わせ・縫い合わせのある初めての製品製作となった今回のチャレンジ。
こうして画像で見る限りでは、なかなかの出来ばいのように見える。
しかし実際は全く違う。
今回の製品づくりで痛感したことは、できるのと仕上がるのとでは全く違うということである。
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Day8-2. 全体をみる余裕がない
製作途中にすでに分かっていた。
水平方向のバランスが崩れてしまったのである。
これはコインを入れる部分のマチをたたみながらボンドで貼り合わせた時にずれが生じてしまった。
貼り合わせるのでいっぱいいっぱいで、バランスを取るところまで注意を払えなかったのだ。
折り癖で何とか調節できるかと思ったのだが、最後まで直せなかった。
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Day8-3. 糸孔のバラツキ
縫いが曲がっている。
角の丸みの部分の糸孔の間隔がまったく対称ではない。
実は、角の丸みの孔あけは練習中も苦労していた。
運よくうまく行くときもあるのだが、どうしても孔の間隔が合わなくなってしまう。
こういうこと以外にも、細かなところで仕上がりの汚さが露呈してしまった。
- コバの処理、特に貼り合わせた部分のコバがガタガタしている
- 角Rのカットラインが指定通りの丸みにまったくなっていない
- 縫い終わりがきたない
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Day8-4. 練習あるのみ
今までの練習はなんだったのだろう。
いや、これでわかった。
練習あるのみなのだ
続く。
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58から始めた わたしのレザークラフト
この日記は、妻が満足する革製スティックケースをプレゼントするまでの記録。 【58から始めたレザークラフト】を最初から読む