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Return3:リターン後、初めてのツーリング

2023年11月13日

バイクにリターンしたら、どんな生活の変化が待っているのだろう・・

11月の平日、バイクにリターン後、初めてのツーリングとして養老渓谷に行って来ました。

納車後の4か月

7月の頭にバイクが納車され、早4か月。

この間、10年ぶりのバイク・15年ぶりのMT車に慣れるために、近場をちょろちょろと走るだけに終始していました。

’ 暑くてヘルメットをかぶる気にならない。’と乗らない理由をつけてはいましたが、「怖かった」というのが本当のところ。

久しぶりにバイクにまたがってみると、爽快感よりも恐怖感が先に立ってしまったのです。

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初のツーリングは養老渓谷

’ このまま寒くなったら、まじ乗らなくなるぞ。’

乗ることへの恐怖と併行して、乗らないことへの怖さが日に日に増してきました。

「バイクにリターンしたら、どんな生活の変化が待っているのだろう」という期待を無にする怖さ、これまでかけた費用を無にする怖さ。

例年になく今年の11月は暖かい。

今が最後の決断の時期だと妻に ‘ツーリングに行ってくる’ と宣言をしてしまいました。

引っ込みがつかなくなるように。

どこに行こう?

もちろん日帰り、片道100㌔以内の名勝の地を前提としてツーリング先を選ぶことにしました。

この時期なら紅葉ツーリングか。

車の量の少ない平日に、千葉の養老渓谷に行こうか。

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問題発生、シートを跨げない

ツーリング前日、この日のために買っておいた37Lのリアボックスを取り付けました。

タイヤチューブなどのパンク修理製品・工具・雨具等々を収納してもまだまだ余裕のある大きさ。👍

しかしここで、大きな問題に気づきました。

このリアボックスが邪魔して、シートが跨げないのです。

そんなことある?シートを跨げないなんて・・。

これまで乗ってきたネイキッドやスクーターで、こんなことは起きたことがありません。

考えたこともありませんでした。

元々、オフ車の車高は障害物を乗り越えるように高く設定されています。

加えて、シート変更により(膝の曲がりが楽なように)高さをより上げていました。

そして何よりも、【自分の身体が固くなってしまって、股関節の可動域が極端に狭くなっている】ことが一番の大きな理由でした。

・・・まさかね。

結局、フットペダルに足をかけることで何とか乗降できるようになったのですが、この乗り方が後で大きなトラブルを引き起こそうとはこの時には夢にも思いませんでした。

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下道オンリーのコース

大まかなコースは国道357号で海岸線を、16号で内陸に入り市原まで、297号で房総を斜めに横切るように大多喜町に向かことにしました。

アクアライン(川崎ー木更津)を使って東京湾を横断してしまった方が時間を短縮できることはわかっていたのですが、あえて使わず、下道オンリーのコースを取りました。

セローにはETCも装着してあるのですが、正直このバイクで高速、特に横風を受けやすいアクアラインを走る気にはなりませんでした。

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クラッチが切れない

これまでの車の運転や、この4か月のバイク走行を通して、以下のことを事前に考えていました。

  • 船橋・習志野を抜けるには渋滞覚悟
  • 尻痛を回避するために、1時間1回の休憩は必須

船橋・習志野を抜け、千葉市に入ったところでコンビニ休憩。

ホットコーヒーを飲みながら脱力。

’ 久しぶりだなぁ。この感覚。’

想定を超える重い渋滞で疲れは感じていましたが、バイクでここまで来たという充実感に浸っていました。

さて、行こうかとバイクに乗車したのですが、クラッチがうまく切れません。

切れないことはないのですが、微妙なタッチができないのです。

それでも数キロは走らせたのですが・・。

やはりおかしい。

このままではあまりに危険なので、もう一度コンビニへ。

郊外のコンビニの駐車場の広さに救われました。

’ 行こうと思えば行ける。けれども、渋滞でのストップ&ゴーの操作は無理。つまり、帰れないということ。JAFを呼んで見てもらうか、無理ならば自宅まで運んでもらおうか。’

渋滞を抜けるのにすでに時間超過、これでJAFを呼んだら今日のツーリングはどちみちここで終わりだなぁと思い始めていました。

その一方で、クラッチレバーをにぎる感覚が休憩前と違っていることに疑問を持っていました。

クラッチレバーの取付位置が動いたんじゃない?

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クラッチレバーの位置を直して、ツーリング続行

休憩中に何かしたか?

’ そう言えば、バイクから降りる時に何かに身体をぶつけたような気がする。’

フットペダルを使ってバイクを降りることに不慣れである上に、この方法を使っても靴の先がリアボックスに触れてしまっていました。

レバーが動いてしまったものとして、取付位置を直すことを試みました。

六角で緩めて・・。

位置を動かすことは案外簡単にでき、バイクを走らせてみる。

改善!

その後、何度か同じことを繰り返して、「クラッチが切れない」という症状を完全に払拭することに成功。

不慣れな乗り降りが招いたトラブルでした。

それにしても、「身体をぶつけたような気がする」程度の接触で、レバーは動くのか・・。(気をつけよう)

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大多喜街道は最高に気持ちよく

市原で大多喜街道(国道297号)に入ると車の量はかなり減りました。

雰囲気のある小湊鉄道を右手に見ながら、養老川を幾度も超えながら、アップダウン・ワインディングを繰り返す。

最高!

これぞ、バイクツーリングの醍醐味。

ここまで少々のトラブルはあったけれど、やっぱりツーリングに来てよかったと思いました。

’ 養老渓谷に着いたら滝めぐりをして帰ろう!’ なんて考えながら。

滝めぐりコースに近い、栗又町営駐車場に到着。

あれっ?今日は無人?と思いながら、駐車。

この貼り紙にも気づかずに。

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養老渓谷にある4つの遊歩道は閉鎖中

駐車場には車が数台あるのみ。

’ 行楽地も平日はこんなもんかぁ’

と思いながら、滝めぐり遊歩道の入り口を探し歩きました。

初め気づかずに逆方向に歩いていました

少々迷いながら、やっとたどり着いた遊歩道入り口は、なななんと、チェーンで封鎖されていて入れません。

「台風の影響で現在閉鎖中 復旧の見込みもなし」。

まじ!!

ここまで来ては入れない、他の3つの遊歩道もダメ?。

観光協会のHPは見てきたぞ。

トップに【養老渓谷 紅葉ライトアップ】11月23日から開催! とあったぞ。

こんなウキウキのことを書かれたら、まさか遊歩道が閉鎖中とは思わないじゃないか。

ちゃんと読まなかったわたしが悪いのはわかっているのですが・・。

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行ってよかったツーリング

行き帰りの渋滞・クラッチ騒動・遊歩道閉鎖中。

いろいろとあったツーリングになりましたが、結果的には行って本当に良かったと思っています。

それは、

1. 少なくとも大多喜街道の走行は、最高に気持ちがよかった

2. バイクへの恐怖感が小さくなり、このバイクと仲良くなった気がする

これから寒い時期に入りますが、このツーリングによって走行回数は増えるじゃないかと思っています。

長い距離は春までお預けになるかもしれませんが。

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