資格取得の新たな挑戦として「登録販売者」の勉強を始め、令和4年9月11日に試験が終了。
そして本日結果発表があり、無事合格することができました。
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登録販売者の資格を取る!ー5つ目の資格取得スタート
5つ目の資格として、登録販売者を選択しました。登録販売者は、薬店やドラッグストアで一般用医薬品販売に関わる資格です。薬品の種類により必置資格であり、求人は全国に及びます。初めての販売系資格取得への挑戦になります。
今回は、勉強を始めた動機から使用教材、勉強時間・方法、結果の確認のしかたなどをまとめてみました。
今後、「登録販売者」資格試験を受験されるシニア世代の方への参考になれば幸いです。
登録販売者 の資格取得をめざした動機
50半ばを過ぎ、定年まであと数年。
年を取ってもいきいきと生きて行くためには、どんな準備をし、どんな行動を取っていけばよいのだろうか?
年を取っても仕事は続けなくてはならないかも
長く生きるだけではなく、健康で充実した生活をしていくために必要なものは?
年金に頼ってはいけない
まず思い浮かぶのはお金のこと。
きれいごとではなく現実的な話として、まず第一に必要なものはお金です。
65歳で仕事をやめ年金オンリーで、果たして夫婦で充実した生活をしていけるだろうか。
家が老築化し、数百万円単位のリフォームが必要になったら。
年金の支給額がドンと減額されたら・・いやいや支給されなくなったら。
これから何があるか分からない。
そんなことを考えていくと、働けるうちは長く働くことが大事だと思うようになりました。
資格は求人のあるものに限る
65歳ばかりか、50歳を過ぎると働く場所は一気になくなります。
少しでも働く機会を増やすために、シニアが手に職(資格)をつけることは最低限の努力だと思います。
わたしは、収入に直結する資格だけを資格と考えることにしました。
そこでシニア世代にも求人がある資格の一つとして、この「登録販売者」の資格を検討し、取得をめざすことにしました。
登録販売者の資格を取得することで、薬局を初めとする医薬品販売業の職につける可能性が広がります。
シニア世代のフルタイムの採用は難しいかもしれませんが、ドラッグストアなどでのパートタイムでの就業には役に立ってくれそうです。
職種としても販売系・営業系ということで、今まで経験してきた職歴から考えると、この資格が自分に向いているかもしれない。
また、薬の勉強をすることは、これからの自分やわたしたち夫婦にとっても役に立つのではないかと考えたこともこの資格を取ろうと思ったきっかけになりました。
登録販売者試験 の教材・勉強方法
独学、かつ普段の生活を大きく犠牲にせず取得可能なもの。
これが資格取得をする上での、わたしの方針です。
この方針にもとづいて、勉強方法や勉強時間を考えました。
使用教材
独学ですから、テキストや問題集などの教材を選択することから勉強が始まります。
テキスト
1.「らくらく完全攻略!」登録販売者試験
テキストとして購入した教材は、この1冊だけです。
このテキストは、わたしが資格取得の参考にしてきたサイト、「独学のオキテ」でも推奨されている教材でした。
登録販売者試験は5つの分野から出題されるのですが、薬品の成分をはじめ、わたしにとっては聞きなれない言葉ばかり。
単語をパッと調べたいときなど、辞書的に大いに役立ってくれました。
今まで受けてきた資格によっては ’ 過去問さえあればなんとかなる ’ というものもありましたが、登録販売者試験に関してはテキストがなければまったく勉強になりませんでした。
実は登録販売者の試験は昨年受けようと思っていたので、テキストは昨年度版。
今年の3月に「試験問題作成に関する手引き」の改定もあり、必要なことはテキストに書き込んだり・貼ったりして使いました。
このテキストのよいところ。
- カラフルな色遣いで圧迫感が抑えられ、気持ちを前向きにさせてくれる
- 表組みで整理されていて、見やすい
- 別冊として付いている「頻出・重要項目 総まとめハンドブック」が使いやすい
成分・生薬・漢方・・と何から何まで初見のわたしにも、圧迫感が少なく・見やすいテキストでした。
ただし、このテキストを問題集として使うのには無理があるとわたしは思いました。
章末にはミニテスト、巻末には120問の模擬試験が掲載されているのですが、これらの問題だけでは実際の試験には対応しきれないと感じたのです。
わたしは、あくまでも辞書代わりとして使っていました。
別冊として付いている「頻出・重要項目 総まとめハンドブック」は、厄介な2章(第3章・第5章)の重要ポイントが簡潔にまとめられており、
わたしは画像化してスマホに入れ、毎日の早朝ウォーキングの際に見直しとして使いました。
ウォーキングの時間はおおよそ1時間、これが毎日ですから、かなりお世話になったと言えます。(※歩きながらのスマホはくれぐれも周りにご注意ください)
過去問題集
1.「ズルい!合格法 医薬品登録販売者試験対策 出る順 問題集 Z」
‘ ズル問 ’ として、あまりに有名な問題集ですね。(※わたしは ’ でる順 ’ と読んでいましたが)
前述の「らくらく完全攻略!」で勉強を始め、問題数が足りないことに気づき、口コミを参考にしながら買い足した問題集です。
このテキストのよいところ。
- 過去出題された問題を頻度の高い順に掲載しているため、迷いが生まれない
- 左手に設問、右手に解答のレイアウトが見やすい
- 解答ページに余白が多く、書き込みしやすい
- 新傾向対策のオリジナル問題が掲載されている (※2022年度版は改定以前対象)
登録販売者試験はこの1年受けてきた他の資格試験に比べ、比べようがないほど覚えることが多かったです。
薬の成分、生薬、漢方・・・、聞きなれない言葉、常用ではない漢字。
この問題集は、’ 登録販売者試験は、120点満点を取る試験ではありません。この教材は、登録販売者験の合格の条件である“84点以上"を最優先に考え、出題頻度が高い内容だけをまとめています。 ’ とうたっています。
試験前最後の1週間、多くの時間を割いたのは、やはりこのズル問の見直し。
登録販売者の試験勉強は、この問題集を完璧にするというのを第一目標にしました。
2.「全国登録販売者試験 過去問正解」
「らくらく完全攻略!」も「出る順」も手引き改定(令和4年3月)前に編集された教則本で、改定後に編集・販売された教材を1冊は目を通しておきたいと考えて購入した過去問題集です。
この過去問集は前年度に実施された全国8ブロック計960問が掲載されており、改定に引っかかる部分には点線表示がされていました。
このテキストのよいところ。
- ブロックによる出題傾向の違いに触れることができる
- 手引き改定に対応し、いち早く販売された問題集だった
この問題集を解くことで、全国8ブロックには傾向の違い(と言うか、自分との相性)があることが分かりました。
南関東(東京都)の問題をより過去にさかのぼって解かなくてはまずい と思い、過去問サイトを活用するきっかけになりました。
サイト・twitter・youtube
1.「登録販売者試験-過去問マスター」(過去問サイト)
「全国登録販売者試験 過去問正解」を解き、受験地の問題に相性の悪さを感じ活用したのが、このサイト「登録販売者試-過去問マスター」です。
無料でつかうことができます。
前回の手引き改正(平成30年3月)から令和2年度分までの受験地「東京」の問題をこのサイトで解きました。
2.「もじゃこ@登録販売者の落書きをする生き物・漢方暗記カード」(twitter)
漢方の成分名の暗記で苦労していた時に、もじゃこさんの漢方暗記カードは本当に役に立ちました。
twitter「もじゃこ@登録販売者の落書きをする生き物」のページから、この暗記カードがPDF形式とWORD形式でダウンロードできるようになっています。
3.「登録販売者たけのこチャンネル・漢方薬演習」(youtube)
同じく漢方の成分名の暗記で苦労していた時に、よく聴いていたのがこの動画。
たけのこさんの「漢方薬演習」は解いて解いて覚えるという方針。
早朝ウォーキングの際に動画を聴きながら、答えをぶつぶつ言いながら歩いていました。
そのほか、youtubeにアップされている、いろいろな動画を通して、改正点に対する考え方(→そんなに気にしなくていい)を確認したりしていました。