文鳥の餌入れの深さに悩むことありませんか?
特に散らかし防止付きの餌入れ。防止付きの囲いが有っても無くても底の深さは変わらないのですが、文鳥が入り込んでしまった時に出ずらい・ぶつかりやすいと心配になってしまいます。
今回は文鳥の餌入れの深さを改善すべき、底上げ板を作ってみました。底上を考えている方の参考にもなれば幸いです。
深すぎる餌入れが危険そうで心配
SANKO「イージーホーム・クリアバード35」付属の餌入れは底が深い
今使っている餌入れは、ケージに付属で付いてきたもの(イージーホームバード食器 S・891型)をそのまま使っています。底が深く、餌の飛散防止の囲いをつけたり外したりできるものです。
白文鳥「ぴより」が今よりも小さかった時の画像ですが、こんな姿勢で餌を食べることになります。
食べづらそうだし、入り込んでしまったらケガをしないか・這い上がって来れるのだろうかと心配していました。
ただし、「イージーホーム・クリアバード35」は付属の餌入れが以下B66型に、2021年春頃から順次変わっていく予定だそうです。(※三晃商会に確認しました)
出典:三晃紹介WEBページ
深さが浅くなり・傾斜もついて、文鳥があんな姿勢で餌を食べなくても良いように形状も変わりました。
● 取り外し可能な上部フード(囲い)ではなくなり、一体型
● 止まり木の部分がより丸みを帯び、より止まりやすくなった
● 浅型&傾斜でえさが食べやすい
イージーホームバード食器 S(B66型)
餌の飛散防止囲いは便利
心配のあまり、飛散防止の囲いを一度は外したのですが、外すと瞬時にこの状態。
掃除の手間に負けて、再び囲いを付けて使用を続けてきました。
餌入れの底上げ板を作る
使い続けてはいましたが、やはり心配は消えず。やはり餌の底上げを作ることを決心しました。(・・決心するほどのことではありませんが)
手元にあるモノを使って、簡単に作る
以前作った「ケージの外の囲い」のように、
● 手元にあるもので作る
● 手間をかけない
● 交換を前提に、耐久性は求めない
という考えて、文鳥の餌入れの底上げ用の紙板を作ることにしました。
ちなみにこの囲いはギフトの箱で作ったのですが、あれから約1ヵ月、壊れずとても役に立ってくれています。
板紙を折るだけの仕様
手元に厚み1ミリの板紙の切れっ端があったのでこれを使うことにしました。何度か試してみて、最終的に使用したのがこの形状。
切って折って、こんな感じ。なんの変哲もない1枚の板紙ですね。
ケージの曲線に合わそうとすると手間になるので、餌入れと底上げ板との隙間から餌がこぼれるのは承知としました。
実際に入れてみて、食べさせてみる
これまでは机上のこと。実際に餌入れに底上げ板をセットして「ぴより」に食べさせてみました。食べにくいようならば、仕様の変更をします。
見た感じ、姿勢は辛くなさそう。見た目以上に板紙は丈夫で、餌入れの曲線形状にぶつかって「ぴより」が乗っかっても下にズレそうもありません。とりあえず初回はこれで良しです。
どのくらいこぼれるのか?どのくらい余分に入れておけばよいのか?
前述の「餌入れと底上げ板をとの隙間」。実際にどのくらい餌が下に落ちるのか、落ちることを予想して多めに入れておけばよいのかを試してみます。
まず、餌を入れた時の感じをご覧ください。文鳥の1日の平均的な餌の量と言われる7グラムを底上げ板をセットした餌入れに入れてみます。
餌入れの間口から下に10ミリ程のところまで餌は入りました。隙間は程度の差はありますが、4方向にあります。
次に、餌を入れた状態で振ってみました。どのくらいの餌が隙間から底に落ちるかのテストです。餌入れを振って、底上げ板の上に残った餌は容器ごとひっくり返して袋に戻しました。
もっと多くの餌が落ちるかと思いましたが、わたしが試した分にはこの画像程度の餌が底に落ちていました。落ちた分はもったいないですから、次回分に入れることにします。
文鳥の餌入れ用に底上げ板を作ってみました|まとめ
白文鳥の「ぴより」との生活はこれからも長く続きます。「ぴより」の生活改善は毎日のことですから、できることはお金と手間をかけずに行いたいとわたしは考えています。
と言って具合の悪いものを「ぴより」に我慢させたくはありません。今回の「餌入れの底上げ板」も使いながら必要ならば改善をし続けます。場合によっては製品の取り換えも考えます。
文鳥飼育初心者であるわたしには今のところ ’絶対’ ということ・ものがなく、良かれと思ってやってみて・いやいやと思って変えてみての繰り返し繰り返しです。
生き物を飼うことの責任と喜びを感じながら、白文鳥の「ぴより」との生活を続けています。