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昨夜の献立(25)秋刀魚の塩焼き

2022年9月19日

58になるわたしが、夕食作りを始めました。自分も楽しく、妻の負担も軽くでき、そして何より夫婦の会話が増えました。子供たちが独立し、夫婦二人になった新しい生活。次の生活形態を見つけていこうと思っています。

食事作りを始めたばかりのわたしには、マイレシピのようものはありません。ネット上で公開されているレシピ、「Kurashiru」「コウケンテツ キッチン」などのレシピを参考にしながら料理をしています。いつの日か腕を上げ、マイレシピを公開することを楽しみに夕食作りに励んでいます。

塩は2回振ってみた 秋刀魚の塩焼き

【25回目の献立】

9月に入り、そろそろ食べたいと思っていた秋刀魚(さんま)。しかし、売り場に行くと小さなものしか並んでいません。

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今出ているさんまは、驚くほど細いよ。もう少し待てば、大きなものも出てくるかなぁ。

そう思いながら、数週間。いっこうに ’ 並み ’ のさんまが並ぶ気配は見られません。今年もさんまは不漁のようです。

今までは出されていたものを食べていた身。今は少しながらも作る身になり、買い物にも行き、そういうことが肌身に感じるようになってきました。

細くて小さなさんま。待っていても変わらないならば、夫婦で3尾食べることにしよう。夫婦の小さなぜいたくをすることにしました。

前回さばを塩焼きにしたとは言えまだまだ「魚を焼く」ことに関しては苦手意識のかたまりです。皮をくっつけずパリッと、それでいて身はふっくらに仕上げるさんまの焼き方を知りたくて、Kurashiruを調べてみました。(原題:オーブンでサンマの塩焼き

材料(2人分)

  • 秋刀魚(3尾)、大根(厚み5㎝ほど)、すだち(1/2個)
  • 調味料:塩(少々)、料理酒(大さじ2)
  • 副菜:かぼちゃとなすの味噌汁、だいこんの香物
※家にある食材を使うことを優先としているため、公開されているレシピとは一部異なります。

さんまは3尾買い、妻が2尾食べてくれました! 味噌汁はお昼の残りに、あらためて小ねぎをきざんで入れました。

出来上がりと改善点

出来上がり。いつものとおり、まず妻に食べてもらい感想を聞きました。

内臓は取らなかったんだ。

うん。いくつかのレシピを見たんだけど、みんなそのままで焼いていたから、僕もそのとおりにしてみた。苦かったら出してね。
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さんまの内臓を取るか取らないかと言う話はよく聞きます。調べてみると、「内臓の見た目や苦味」が嫌でなければ、食べること自体は問題がないということです。

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さんまは口から肛門まで一直線で、とても消化の早い魚だそうです。そのため内臓がきれいな状態を保っているので、食べても大丈夫。またさんまに寄生する「ラジノリンクス」という虫も人体には無害。栄養価も高いということでした。

結局、妻も、そう言うわたしも食べる際には除いてしまったので、次回からは内臓は出してから焼こうと思っています。

きれいに焼けてるね。身も硬くなっていない。おいしいよ!

そう、それは良かった。ガスコンロで焼く時に、敷いたアルミホイルに油を塗っておいたことが良かったかな。魚を焼く時、皮がくっついちゃうから、今まで恐る恐る焼いてたんだよね。結果、半生みたいな焼き上がり。そうそう、最後にお酒を吹いたのも良かったかな。
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ここで、この日一番丁寧におこなった調理工程について妻に聞いてみました。

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ところで、きみはさんまを焼く時、塩って何回くらい振る?レシピを見てみると、振る→拭くを繰り返してたんだ。

ハハハ。わたしね、焼く前にちょちょっと振るだけ。

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今日はね、2回振ったんだ。1回は味付けのため、もう1回は生臭さを取るため。

まず買ってきたさんまを水洗いするでしょ。よく拭いて、塩を振って10分くらい放置。そうすると、浸透圧で内から水が出てくる。この水分をよく拭いやると生臭くなく焼けるんだって。
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魚が新鮮な場合など、臭みをとるための塩振りは必要がないこともあるそうですが、さんまやさばなどの臭みの強い青魚には塩振りは有効だそうです。

今日の秋刀魚は、われながらおいしく焼けたのではないかと思っています。エヘン。

※文中に示す値や内容は、公開されているレシピをもとにアレンジを加えています。出来る限り家にあるものでまかなっています。また、料理の分野に対し、わたしは今はまだまったくの素人です。解釈違いなどがあるかもしれません。ご容赦ください。

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