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レザークラフト日記 9【縦型ペンケース】

2023年4月7日

この日記は、妻に革製スティックケースをプレゼントするまでの記録。

大きなものがつくりたい

これまでハギレを使って、各工程の練習や製作をおこなってきた。

合わせて読みたい
レザークラフト日記 8【小さなコインケース】

前回の更新以降、小さな時間を使って「規則正しく糸孔をあける・緩みなく整然と縫う」 ことを目標に小さな練習を繰り返していた。これらの練習の成果を試すと共にモチベーション維持のために二回目の作品製作「縫いのあるコインケース」に挑戦することにした。

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欲が出てきた。

もう少し大きなものがつくりたい。

ショルダーバッグとは言わないが、ハギレサイズより大きなものをつくってみたい。

Day9. ペンケースをつくる

型紙を探す。

やはりありがたいのは、無料の型紙。

「レザークラフト塾」のサイトより縦型ペンケースの型紙をダウンロードし、製作方法は配信動画【シンプルで使いやすい縦型ペンケース】にならった。

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Day9-1. 革を買いに行く

手元にはハギレサイズのヌメ革しかないので、必要な革を買う。

初めネットでカットサイズの革材を探してみたが、どうせこの後必要になるし・安く買えるかもしれないと大きな革を買うことにした。

せっかくだからネットではなく実店舗でいろいろなことを聞いて来よう。

調べると、浅草橋あたりに革を販売する店舗が多く集まることを知った。

2つのお店にあたりをつけた。

駅に近い方の店から入ってみたが、初心者にはちょっと敷居が高い感じ。

一度出てみて、もう一軒を覗いてみる。

結局この2件目のお店で買った。

話をして行く中で半裁サイズ(牛半頭分)も勧められたが、革の知識が浅い現時点でこの大きさを買う勇気がでなかった。

購入した革は、ヌメ革・1.7㍉厚・くすんだ色のブルー・サイズ 約490×615㍉、値段 4250円(税込4675円)。

10㎝×10㎝が1デシ(ds)だから、約30.135ds。

1ds @141(税抜)となるが、正直それが高いのか安いのかは今のわたしにはわからない。

ちなみにとても親切に対応してくれたこのお店は、台東区柳橋の「レザーメイト さとう」。

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Day9-2. 道具を買い足した

革のほかに買い足しておいた道具がある。

左:ビニモMBT。ほつれないように中心を接着加工してある糸。ロウ引きが要らず、糸の始末もライターの火であぶることで完結できる。

中:KSへりおとし#1。#2はすでに持っているがへりを落とす断面が大きく見えてしまうので、一つ番手の小さいものを購入。

右:グランツ 完全刃ブレ防止機能付カッター 。現時点で別たちで曲線をうまく裁つことができていない。刃ブレのないデザインカッターを使うことにした。

うまく見せたならビニモMBTを使えとどこかで読んだ。

ならと、新御徒町にある「大戸糸店」まで行き、1000m買ってきた。

その際に、ヘリ落としも購入。

今回買い足したものの中で一番のヒットは「グランツ 完全刃ブレ防止機能付カッター」。

使っている別たちで曲線部を刻んでいくと程度の差はあるものの、悲しいかな、今のわたしの力量だとガタガタになってしまう。

youtubeを見ていると、革包丁ではなくカッターを使っている職人さんを幾人も見た。

わたしも使ってみよう。

このカッターはお尻の部分で刃をロックし、刃がぶれない構造になっている。

薄い紙ならばそこまでの必要はないと思うが、革となるとこの構造の恩恵を大きく受けることができると思う。

ずっしりくる、この重さもよい。

どうだろう?

ちなみに直線のカットもスチール定規をあてごくごく一般的なカッターで切ってみたが、別たちより確実であった。

ただしその際に刃はより切れやすい黒刃に変えておいた。

別たちの扱いは、慣れとともに上手くなっていくと信じる。

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Day9-3. 仕上がり

裁って、磨いて、貼り合わせて、縫う。

おこなう工程はハギレでやってきたことと何ら変わりはない。

ただ一つ違うことは、投資した分、より良いものをつくろうという使命感がわく。

仕上がり。

形がつくように中にハンカチを丸めて入れてある

最後にコバをもう一度磨き、表面全体をミンク油をつけた布で拭いた。

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Day9-5. 課題と今後

縫い並びが汚い。

表はまだしも、裏に出る縫いの並びがガタガタだ。

これは縫いではなく、糸孔のあけ方が不安定だからだ。

革を重ねて厚みが出るほどに、あけ口のまずさが裏に大きく出る。

菱目打ちをまっすぐ打ちぬけるよう鍛錬しなくては。

この後は、よりスティックケースの製作に近づけるよう、内袋・ファスナーのあるものに挑戦していきたい。

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58から始めた わたしのレザークラフト

この日記は、妻が満足する革製スティックケースをプレゼントするまでの記録。 【58から始めたレザークラフト】を最初から読む

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