今回は、文鳥が片足立ちをしている時はどんな時なのか?という疑問です。
我が家の白文鳥「ぴより」が片足で立っている姿を家内が見て、’あれってなんだろう?具合悪いのかなぁ?’と言ってきたのです。
早速、調べてみました。今回の疑問に対する答えは【定説】と共に、わたしの推測も述べたいと思います。
目次
文鳥の片足立ちの理由:定説1「寒いから」
文鳥が片足立ちする理由の定説の一つは、寒いからと言うことでした。
人がポケットに手を入れるのと同じ
鳥の身体で羽毛に覆われいない数少ない部分、足。冬場は、衣服を身につけていない人の頭や手のようなものです。手袋をしていなければ、人はポケットに手を入れる。同じように文鳥は羽毛の中に足をひっこめるということです。
ちなみに鳥類の足の役割の一つに、体温調節があげられます。汗腺のない鳥類は、体温を下げる方法として「口をあけて気化熱を利用する・大気に触れる足から放熱する」という方法を取ります。
残念ながら文鳥の足は、冷房の役割はしても暖房の役割はしないのですね。寒ければ素直に、露出して寒い部分をひっこめるということでした。
我が家の白文鳥「ぴより」の片足立ちの様子を写真に撮ろうとしたのですが、スマホに気付いてすぐに足を戻してしまいました。文鳥の写真を撮るのは本当に難しいです。
文鳥の片足立ちの理由:通説1「一本足の方は楽」
実は、鳥の片足立ちってそんなに珍しい光景ではありませんよね。有名なところではフラミンゴ。ちなみにわたしの世代だとフラミンゴと言えば、野球の王選手の一本足打法のことがピピっときます。
話によれば、鳥類の骨格上、一本足で立つ姿勢は案外楽だということです。ものによっては「一本足の方が楽」と書いてあるものもあります。
では、なぜいつも一本足で立っていないのか?
それは、次の行動を取るためには「二本足で立っている方が有利だから」と推察しました。文鳥は小さな、非力な鳥です。常に自分の身に危険なことが起きないかと警戒しています。
先の画像、わたしが「ぴより」の片足立ちの写真を撮ろうとこっそりスマホを向けた瞬間、足を下したのもその現れではないかと思います。
危険を察知して飛び立つにしろ、威嚇の態勢を取るにしろ、片足で立っているより両足で地面に接地している方が次の行動を早く取ることができます。
逆を返せば、片足で立っている時とは【危険ではない状態=気を緩めることができる状態・安心して休める状態】であるともいえます。
文鳥が片足立ちしている時はどんな時?|むすび
ここまで文鳥がなぜ片足立ちをするのかを調べてきました。寒くて立って、気を緩めて立って。良くも悪くも文鳥は片足で立つようです。
今は東京の一番寒い時期です。わたしは前者の「寒さ」を特に気を付けたいと思います。
この記事を書いている最中、我が家の白文鳥「ぴより」がアクロバティックな片足立ちを披露してくれました。(笑) 今日はこの画像で締めたいと思います。
まだまだ長い「ぴより」との生活。まだまだ学ばなくてはいけないことが多くありそうです。