保温器具

文鳥のケージ内温度管理にサーモスタットを使ってみて

【文鳥飼育】サーモスタットを使ってみて

文鳥の飼育においてケージ内の温度管理はとても大切です。「サーモスタット」はその温度管理をする上でとても重宝する道具です。保温電球につなげることで、電源のオンオフを行いながら設定温度をある範囲の中で維持してくれます。

飼い主さん
市販されているサーモスタットはいくつかあるよね。見た目も似ているし、どれを選んだらよいのだろう?

今回は、わたしのサーモスタット選びとその使用感についてお話しようと思います。

先日のブログで、現在の飼育の悩みは「温度管理」でその対処のためにサーモスタットを注文したとお話しました。それが数日前に届き、その日から使用を開始しています。

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その商品は、小動物・小鳥・爬虫類ヒーター用サーモスタット「ミニマルサーモ」です。この商品を使ってみての感想とこうなってくれたらありがたい部分をお話します。

今日はこんなお話をしたいと思います。

  • 「ミニマルサーモ」の値段はありがたい
  • 「ミニマルサーモ」は値段なりの安心感がある
  • 「ミニマルサーモ」のセンサーがもうちょっと敏感だったら尚ありがたい
  • 「ミニマルサーモ」の設定ダイアルにクリック感があったらなぁ
  • 「ミニマルサーモ」のゴム吸盤の吸着力は改善を求む

この話は前述のとおり、わたしの願望も含まれています。文鳥の飼育でこれから「ミニマルサーモ」を使用をお考えになられている方への参考になればと思います。

「ミニマルサーモ」のわたしにとってありがたかったところ。

我が家にやってきて早々、ケージ内の温度を高温にしてしまい、わたしは白文鳥の雛「ぴより」をとても危険な目に合わせてしまっています。そのことがあって以来、温度管理に関してはとても神経質になってしまいました。

比較として手が伸びる値段

サーモスタットを買うことに決めて商品を調べることになったのですが、結局購入したのはマルカン「ミニマルサーモ」でした。そして比較検討したのがアサヒ「電子サーモスタット」でした。

アマゾンで前者の販売価格が2,981円、後者が4,920円(2020.11月22日時点)。おおよそ3,000円と5,000円、やはり5,000円の響きはわたしには高価なものに感じました。

文鳥の飼育に使用するサーモスタット「ミニマルサーモ」

アマゾンの評価が高かったことも大きな理由ですが、文鳥の飼育を始めたばかりであれもこれも買っていたので安いほうに手が出たというのが本当のところです。

値段なりの安心感

これは3,000円だから、5,000円ということではありません。この程度の値段帯の商品ならば、この程度の安心感という意味です。

30℃に設定すれば30℃前後を維持するものだと購入時点では勝手に考えていました。しかし実際に使ってみると3~4℃の誤差があります。わたしの使用感では「それも高いほうに」という感じです。

それでもこれを使うか使わないかでは、精神衛生上大きな違いがあります。この値段で買うことのできた「精神安定剤」だと喜んでいます。

「ミニマルサーモ」のわたしにとって ’もうちょっと’ だったところ。

この値段帯で購入したのですから、苦情ではなくあくまでも願望ということで。

センサーがもうちょっと敏感だったら

前述のとおり「30℃に設定すれば30℃前後を維持するものだ」と勝手に思い込んでいましたから、使用初日、寝入り際(わたしの)にケージ内の温度計を確認した時に34℃近くを指していた時の衝撃はいか程だったか。

これはわたしの事前勉強不足が招いたことですが、この誤差が1~2℃だと安眠できるのですが・・・。

ダイヤルにクリック感があったら

デジタル設定に とは言えません。ただ、温度設定のダイヤルにクリック感があれば「温度設定したなぁ」感が持てるとわたしは思ってしまいます。グググ(そう感じてしまう、わたしはね)と合わせると1℃なんて設定時点で狂っている気になります。

ゴム吸盤の吸着力、これは改善してほしい

この吸盤、ダメダメでした。わたしがケージとして使用している「イージーホーム・クリアーバード35」の側面プラスチック部分には一度は着くのですが5分はもたず。吸盤の両側をテープで固めても吸盤が膨らんできて外れてしまう。

ミニマルサーモの吸盤は時間が経つと取れやすい

これを何とかしてほしいと強く思いました。そのわけはこう言うことです。

ミニマルサーモの説明書「センサーホルダー」部分

ゴム吸盤(キスゴム)以外にセンサーをケージに止める部品として「センサーホルダー」が付属されています。上の画像がその説明部分。

センサーホルダーの先端部分(青く囲んでいる部分)は説明図ではケージの外側に収まって見えます。実際使ってみると、この金属の先はケージ内外ギリギリか内側に入り込んできます。「ぴより」は口の中に入れようとするし、目でもつついたらと思うと。まるで赤ん坊を見ているかのようです。

それゆえ、先のゴム吸盤がしっかり着いて欲しいと思いました。

マルカン「ミニマルサーモ」、これもよい思い出に

すでにクレーマーの域に達して来てしまいましたか(苦笑)。「ぴより」と過ごす時間が長くなるほど、使う製品にも厳しい目で見てしまうようになっている気がします。ならばお金は惜しむなと言われそうですが。

ここまでなんだかんだ言ってきましたが、この「ミニマルサーモ」を使い始めてからおやすみカバーの中を覗く回数が劇的に減ったことは間違いありません。それだけ役に立っているということです。

今日、初めて「ぴより」が小松菜をつっつきました。

生き物を飼うことの責任と喜びを感じながら、白文鳥の「ぴより」との生活を続けています。

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