どうやら、我が家の白文鳥「ぴより」の初めての産卵は終了したようです。
産んだ卵は2個。
最後の1個を産んで数日たつと尾羽を振ることもほとんどなくなり、今は何もなかったかのように元の「ぴより」に戻っています。
合わせて読みたい「ぴより」卵を産んで わたし大慌てです
続きを見る
**********
いやいや、元の「ぴより」には戻っていないんです
羽の状態が、以前のようではないと感じます。
水浴びをした後の羽の乾きがとても悪く、羽がパサついているように見えます。
他の方が上げている文鳥の動画などを見てみるとこれが普通のようにも見えるのですが、わたしの記憶ではこんなにバサバサしていた覚えがないんです。
産卵で体力を消耗して、油分がぬけてしまったのか・・・。
****
食事のバランスを見直してみました
いま与えているものは、
- ミックスシード(ナチュラルペットフード「Excel」)
- 豆苗
- ボレー粉(黒瀬ペットフード「手洗いボレー粉」)
- 粟穂(黒瀬ペットフード「自然派宣言粟の穂」)
- ネクトンS
ミックスシード・野菜・ボレー粉と定番の食事メニューで、外れてはいないと思うのですが。
産卵を終えた後ということを考えてネクトンSをミックスシードにふりかけて食べさせていますが、「ぴより」はわたしが考えている以上の疲労をしているのかもしれません。
そんなことを考えてしまい、体力を戻せるよう、新たな食事を追加してみることにしました。
****
フォニオパディ
主食に加える栄養価の高い副食を調べていると、「フォニオパディ」という聞きなれない雑穀が目に入ってきました。
わたしが見つけたフォニオパディは黒瀬ペットフードから発売されているものなのですが、更に調べてみるとこの商品は「とりきち横丁」という会社がドイツから輸入しているものを黒瀬がパッケージをし直して販売していることを知りました。
フォニオパディとは
ドイツのブリーダーに愛用されているウガンダ産のイネ科メヒシバ属に属する雑穀です。当店のご紹介するフォニオパディは鳥用として生産されたものです。
このフォニオパディは、アミノ酸、タンパク質、各種ビタミン、ミネラルなどの驚くべき高い栄養価が含まれ、鳥に再び活力を与えると、ドイツの鳥のブリーダーには長く知られています。
【栄養成分分析表】
100gあたりの栄養価
- タンパク質 9 g, 炭水化物 75 g
- 脂肪 1,8 g, 食物繊維 3,3 g, 灰分 3,4 g
- 発熱量 1541 kJ(368.3kcal)
100gあたりのミネラル分
- カルシウム 44 mg, リン 177 mg, 鉄分 8,5 mg
100gあたりのビタミン
- ビタミンB1 470,5 mg, ビタミンB2 100,1 mg
- ビタミンB3 190,9 mg
タンパク質内のアミノ酸量(%)
- 2,5 % システイン, 4,1 % イソロイシン,
- 11,4 % ロイシン, 2,5 % リシン,
- 4,5 % メチオニン, 6,3 % フェニルアラニン
- 3,7 % トレオニン, 1,6 % トリプトファン
- 3,5 % チロシン, 5,5 % バリン
エクセルのカロリーは100gあたり393Kcalですから、主食とほぼ同等の発熱量。
また、' とても喜んで食べる!’ とアマゾンでも高評価を得ていたので、この製品を試してみることにしました。
黒瀬からは30gという、より少ない量のものがあったのでまずそちらを買ってみました。
**********
警戒心の強い「ぴより」、さて食べてくれるのか?
少し不安でしたが、どうやら気に入ってくれたようです。
品物自体はとても小さなもので、初めはミックスシードの上にふりかけていたのですが、大きな種子の下にもぐってしまうようです。
【ご使用アドバイス】
フォニオパディは非常に小さな粒からなるシードのため、主食のシードに混ぜると、下に沈み、見えなくなってしまいます。
そのため、できましたら別に容器を用意し、単独で与えてみてください。
最初の1週間、愛鳥さんがどのくらいの分量を好んで食べるかを観察してください。
その次の週からは、少数の鳥さんの場合は1週間あたりティースプーン1杯分を目安に与えるようにしてみてください。
それ以上食べた場合も、自然食品のため、食べ過ぎとなる心配はありません。
よくよく読んでみると、輸入元の「とりきち横丁」の製品説明の中にも ’ 別の容器に入れて ’とありました。
’ 食べ過ぎとなる心配はありません ’ ともありましたが、栄養価の高いものなのでここは注意して与えようと考えています。
このあとも「ぴより」が好んで食べるようなら続けてみて、効果をみてようと思います。
**********
白文鳥「ぴより」が我が家にやってきて、1年以上が経ちました。
一年目は換羽に驚き、2年目の今年は産卵に大慌てし。
これからも毎年のようにいろいろなことが起きるのでしょうね。