スタジオができるまで

003. 土地選定条件に追加事項!

2021年4月27日

23区・水の出ないところという条件がついた

五十を過ぎてドラムを習いだした妻。

いつしか口を開けば、彼女はこう言うようになりました。

’プライベートスタジオがあったらなぁ’

土地探しは郊外から
合わせて読みたい002. 土地探しを開始!プライベートスタジオを作るぞ!!

ドラムが叩けるプライベートスタジオを作ることを決め、土地探しを始めたわたしたち。今回は当初考えていた土地購入の条件の話です。この頃は、予算・広さ・時間というまだまだ大雑把な条件からでした。

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プライベートスタジオの夢を叶えるべく土地探しを始めた妻とわたしですが、その過程で土地選定に新たな条件が加わりました。

具体的に言えば、

  • 水の出ないところ
  • リセールがしやすいところ

より現実的なところに目が向いてきたのです。

※文中に示す値や内容は、わたしたちがスタジオを作成してく過程で学んだことです。それぞれの分野に対し、わたしたちはあくまでも素人です。誤った数値や、解釈違いの内容があるかもしれません。ご了承お願いいたします。

土地選定に新たな条件が加わった

土地探しの当初の条件は、

  1. 予算✖✖✖万円以内
  2. 面積で40㎡(約12坪)を目安
  3. 乗り継ぎは1回まで、自宅から電車で片道1.5時間までの距離

と言う、まだまだ大雑把なものでした。

しかし多くの物件を見て行くうちに、二人に不動産に対する新たな見方が生まれてきました。

より現実なこととして考え出した証でした。

wifey
最近、大雨がよくあるわよね。!!

10年後、20年後、このスタジオはどうしよう?
hubby

水の出ないところを優先に!

【水の出ないところ】という条件には【地盤が固いところ】という意味合いも含まれます。

この条件は妻が特に強く望んで来ました。

この【水が出ない、地盤が固い】ということの必要性が当初、わたしにはピンと来ませんでした。

生まれてこの方、坂のあるところに住んだことがないわたし。

hubby
大雨があれば、多少の水は出るよなぁ。

水や地盤の固さに関しては、この程度の意識しかわたしにはありませんでした。

一方、生まれも育ちも都市部高台の彼女にとっては、現在の住居も含め ‘水にさらされる、地震で大きく揺れる’ということは重大な関心事でありました。

あの大震災の際には、自宅周辺でも液状化現象があちらこちらで起きました。

首都圏洪水・高潮マップ
出典:国土交通省「重ねるハザードマップ・洪水+高潮」

あの震災後、確かに彼女がハザードマップを見ている姿をよく目にしていました。

  • 異常気象で大雨が増えている
  • 10年が経っても、あの大震災の余震が頻繁に起きている

費用と時間をかけてこれから自分の夢をかなえようとするなら、できる限りの災害対策はしておかなければという彼女の考えは、今では全くもっともなことだとわたしは思っています。

リセールしやすいところ!

プライベートスタジオを作るための土地探し。

探し始めて一貫してキーワードにしていたのは、安いところ

限られた予算の中で建物を作ろうとしているのですから、しょうがないことでした。

この【安いところ】という条件は最後まで一貫してキーワードであり続けるのですが、ある時どちらからともなくこんな言葉が出るようになったのです。

目的(=妻が生ドラムの練習を、演奏を思い残すことなくやり遂げる)を達成したのち、このプライベートスタジオをどうしよう?

選択肢はシンプルに一つ。

手放すか、否か。

郊外ではプライベートスタジオの需要はないのでは・・

手放さないという選択は、子供たちが有効利用してくれる場合の話。

そうでない場合は、手放すということになります。

不動産の維持には黙っていても費用が掛かり続けますから。

出口戦略 ー わたしは自身の反省から

わたしはこの【出口戦略】のことは、このプライベートスタジオの話が出てきた時からしっかり考えなくてはいけないと思っていました。

わたしは、地方に土地を持っています。

いつかは使おう使おうと思いながら、早30年。

この間、固定資産税を払い続けています。

hubby
このことへの反省を活かさなくてはいけないと思いました。

必要がなくなったら処分がしやすい場所。

出口戦略 ー 妻はある物件から

妻にはとても気に入った物件が一つありました。

  • 乗り換え1回、電車で片道1.5時間以内
  • 狭小地
  • 街道に面し、日中の程よい喧騒
  • 商業地にあり大型店舗に囲まれている(=閑静な住宅地ではない)

購入費用は予算をオーバーしていましたが、目をつぶろうか・・。

しかし彼女はふと思ったそうです。

wifey
もしスタジオを売却することになったとしても、郊外に需要はないんじゃないかしら。

家が密集して防音の必要があるからこそ、プライベートスタジオの価値がある。

敷地が広く、家と家との距離が保てる郊外にプライベートスタジオの需要はないのでは・・・。

諦めていた都内にも目を向けることに

今までは予算の関係で目を背けていた、都内の物件にも目を向けるようになりました。

wifey
23区内にあったらいいのにね。

いいよなぁ。
hubby

なんて、夢のような話をしながら。

  1. 予算✖✖✖万円以内
  2. 面積で40㎡(約12坪)を目安
  3. 乗り継ぎは1回まで、自宅から電車で片道1.5時間までの距離
  4. 水のでないところ、地盤の固いところ
  5. リセールがしやすいところ

とてもハードルを高くしてしまいました。

’ ネット情報に頼らずに地元の不動産を回ろう ’と二人で話し合っていました。

この後のことは、また次回にお話します。

※文中に示す値や内容は、わたしたちがスタジオを作成してく過程で学んだことです。それぞれの分野に対し、わたしたちはあくまでも素人です。誤った数値や、解釈違いの内容があるかもしれません。ご了承お願いいたします。

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