スタジオができるまで

010. 建物の設計をまかせる建築家を探そう!

2021年5月9日

マイスタジオを任す建築家を探す

五十を過ぎてドラムを習いだした妻。

いつしか口を開けば、彼女はこう言うようになりました。

プライベートスタジオがあったらなぁ

やっとプライベートスタジオ用の土地の購入までこぎつけたわたしたち。

土地が買えた
合わせて読みたい009. プライベートスタジオを作る土地をついに購入!

ドラムを叩けるプライベートスタジオを作るための土地をついに購入しました。土地の購入費以外に、不動産会社への仲介料・司法書士への手数料(登記代含)・固定資産税の按分・往復の交通費の費用がかかりました。

続きを見る

購入の申し込みをした後、希望がかなった際に仕事をお願いする建築家探しをしていました。

wifey
もし今回土地購入がかなわなくても、建築家を探すことはいずれやらなくてはいけないことだからね。

※文中に示す値や内容は、わたしたちがスタジオを作成してく過程で学んだことです。それぞれの分野に対し、わたしたちはあくまでも素人です。誤った数値や、解釈違いの内容があるかもしれません。ご了承お願いいたします。

建築家を探すと言ってもどこで探す?

プライベートスタジオを作ると言っても、

  • 家の中にもうひとつ家(=スタジオ)を作る
  • まれにみる超狭小地に立てる

と言う独特な条件となるので、建売物件を買うような進行には全くならないことは分かっていました。

建築家って、どうやって探すんだろう?
hubby

wifey
もう調べてあるよ!

建築家マッチングサービスを展開する「ザ・ハウス」

この頃になると(いや、それよりずっと前から)、自分の夢を叶える過程を妻は本当に楽しんでいるかのようでした。

wifey
建築家さんへ個々に当たるより、マッチングサイトを使った方が効率がいいと思うよ。

いろいろなサイトを読み漁り、彼女が選んできたのは、建築家マッチングサービスを展開している「ザ・ハウス」という会社でした。

なぜ彼女がこの会社を選んだのか?

ザ・ハウスのサイトに掲載されているサービス内容や登録建築家の紹介などが、建築素人である彼女にとても分かりやすいものだったのだろうと思います。

いざ建築家との家づくりをはじめようと思っても、自分にピッタリの建築家と巡り会うのは至難の業です。雑誌やウェブサイト等の膨大な情報の中から、安心して家づくりを任せることができる建築家を探さなければなりません。

しかし、「生活実感を伴った設計能力」、「コストコントロール能力」、「コミュニケーション能力」、「施工や法制面の知識」などを十分に備えた建築家は意外に少ないのが現状です。また、建築家との家づくりでは、建て主と建築家がお互いの理解を深めていくプロセスが欠かせませんが、打合せを進めていく中でお互いの人柄や相性のミスマッチに気付くことも少なくありません。

ザ・ハウスでは、経験豊かな建築家を厳選し、建築家の人柄まで詳細に把握したコーディネータがあなたにピッタリの建築家探しを無料でお手伝いいたします。

株式会社ザ・ハウス「サービス内容」より

初めて注文建築を頼もうとしている建築素人のわたしたち。

以前から、「話のしやすい建築家の方にお願いしたいね」と二人で話をしていました。

建築家の方を紹介してもらった

妻が連絡を取り、ザ・ハウスさんに話を聞きにいくことになりました。

ザ・ハウスを訪問

やってきました、広尾。

同じ都内に住んでいても、めったにこの街には来ません。

wifey
駅のフォームから上がる時にいい匂いがしたよ。パン屋さんかなぁ?

地元の駅構内にもパン屋さんはあるよ。
hubby

wifey
違うのよ!!広尾の匂いは。

数人の建築家の方から話を伺う約束を

ザ・ハウスさんに実際に伺う前に妻は、こちらの条件に合う建築家との事前マッチングを行っていました。

社屋に到着後、さっそく打ち合わせが始まりました。

担当のコーディネーターの方からザ・ハウスのサービス内容を改めて説明頂いた後、より詳しいアンケートをあらためて提出。

その後、事前マッチングとアンケートに沿って複数の建築家の方々の実績・作風を紹介して頂きました。

wifey
作風を大きく分けると、アート系・非アート系と言えるかしら。

一口に建築家と言っても、本当に作風が異なるね。
hubby

次に仕事の進め方やコスト感、そして人柄などを説明頂いて、結局数人の建築家の方々とお見合いをすることになったのです。

決め手はRC構造の経験値と実直な対応

わたしはこのお見合いに都合が合わず、妻が一人で出かけて行きました。

彼女は帰宅後、こんな話をしてくれました。

wifey
どの方もすごーく魅力的で、本当に困る。

どの建築家の方にお願いするかは、土地購入が正式に決まった後に返事をする予定でしたが、この間彼女は本当に困った様子でした。

それでもある一人の建築家にお願いすることにした決め手は、

  • RC構造の経験値
  • 今回の建築の目的はあくまでも【スタジオ】作り、ここに重点を置く
  • 実直な対応

だったようです。

妻の幾度もの問い合わせにも、早く真面目に答えを返してくれた

話は戻りますが、妻が土地の購入に関して一番気にしていたことは【土地の固さ】でした。

23区・水の出ないところという条件がついた
合わせて読みたい003. 土地選定条件に追加事項!

ドラムが叩けるプライベートスタジオを作ることを決め、土地探しを始めたわたしたち。今回は土地探しをしていく間に、土地に求めるもの・考え方が変化していった話です。り現実的なところに目が向いてきました。

続きを見る

ここ数十年のうちに起こると言われている大地震、そして昨今の異常気象。

小さな家とは言え、大きな天災にもできる限り耐えうる建物を作ろうと彼女は固く心に決めています。

そんなこともあり、お見合いをした建築家の方に購入予定の土地の固さに関する質問を投げかけていました。

「今と昔の土地の有り様」が比較しやすいような資料を作成したりして意見を求めていました、こんな感じに。(※画像はボカしています)

昔と今の土地の有り様
出典:埼玉大学教育学部 谷謙二研究室「今昔マップ」

その問いかけに真面目に答え続けてくれたのが、今回お願いする充総合計画一級建築士事務所の杉浦充 氏でした。

(※杉浦氏には、今後このブログで実名を掲載することを了承して頂きました。)

ザ・ハウスさんにお願いして使ってよかった

ザ・ハウスさんは今後、この家が建つまでのフォローはしてくださいますが、メインの仕事としては建築家の方を紹介するまで。

今回の建築家探しがどうだったかという最終判断は、家が建った後のことになります。

しかしもし、マッチングサイト、そしてザ・ハウスさんにお願いをしなかったら、土地購入が済んだ現時点でも今後の建築方向は定まっていなかったんじゃないかと思っています。

本当に丁寧な対応に感謝しています。

4月の6日に初めて土地を見に行って、その月のうちに「土地の購入と建築家選び」まで進みました。

二人して予想外のことの進み方に驚くばかりでした。

※文中に示す値や内容は、わたしたちがスタジオを作成してく過程で学んだことです。それらの分野に対し、わたしたちはあくまでも素人です。誤った数値や、解釈違いの内容があるかもしれません。ご了承お願いいたします。

-スタジオができるまで
-