スタジオの日々

065. 高橋幸宏氏 逝去に際して

高橋幸宏氏逝去に際して

五十を過ぎてドラムを習いだした妻。

いつしか口を開けば、彼女はこう言うようになりました。

’プライベートスタジオがあったらなぁ’

2023年1月15日。高橋幸宏氏の逝去が発表された。

わたしたちが14の時にYMOが活動を開始し、19の時に散開した。

妻は、当時テクノ少女。

彼らのレコードはすべてすり切れるほど聞いたという。

そして、妻は50を過ぎてドラムを叩き出した。

幸宏さんが好きで好きで、二人で「WORLD HAPPINESS」にも出かけた。

わたしは妻が喜ぶその姿を観ているのも楽しかった。

幸宏さん、

わたしたちに楽しい時間を分けてくれてありがとう。

ありがとうございました。

-スタジオの日々
-