五十を過ぎてドラムを習いだした妻。
いつしか口を開けば、彼女はこう言うようになりました。
’プライベートスタジオがあったらなぁ’
2023年1月15日。高橋幸宏氏の逝去が発表された。
わたしたちが14の時にYMOが活動を開始し、19の時に散開した。
妻は、当時テクノ少女。
彼らのレコードはすべてすり切れるほど聞いたという。
そして、妻は50を過ぎてドラムを叩き出した。
幸宏さんが好きで好きで、二人で「WORLD HAPPINESS」にも出かけた。
わたしは妻が喜ぶその姿を観ているのも楽しかった。
幸宏さん、
わたしたちに楽しい時間を分けてくれてありがとう。
ありがとうございました。