白文鳥の「ぴより」と生活が始まって50日。文鳥飼育初心者のわたしには、まだまだ慣れないこと・知らないことばかりです。一方、少しずつ慣れて自分のなかで ’こうに違いない’ と決めかかっていることも出始めています。
その一つが「ぴよりは粟穂を食べない」。
それが、与え方と位置をちょっと変えただけで「ぴよりは粟穂が大好き」に変わりました。
目次
餌の与え方と与える場所を変えてたくさん食べるようにする
今まで「ぴより」が興味を示さないこと・示さない食べ物をあの手、この手できっかけを作ろうとしてきましたが、この粟穂への「ぴより」の変化は目に見えて大きなものでした。何しろ、爆食いです。
きっかけは他の動画を見たこと
たまたま、他の方の動画で「猫じゃらし」のようなおもちゃをケージの金網越しに外から内側に入れて愛鳥と遊んでいる様子を見ました。なぜかその猫じゃらしがわたしには【粟穂】に見えて、もしかして ‘いける?’と思ってしまいました。
今まではボレー粉を入れる陶器(今は使っていません)に粟穂も一緒に入れていました。今ならば「粟穂は吊るして食べさせる」ということをみなさんが実行されていることを知っています。しかし、わたしにはその知識がなく、普通に容器に入れていました。
当然のことなのでしょうが、「ぴより」はあまり興味を示さず、外にポイっと。そんなことの繰り返しだったので、ここひと月は粟穂は袋から出すこともなく、わたしにも「ぴより」にも忘れられた存在でした。
動画を見て ’いけるかも?’と思った瞬間、このまま使わないのももったいないと気持ちと相まって、速攻で行動に移したのです。
枝の部分が短いためタコ糸を結び、ケージの外からクリップでとめる
当初の予定では粟穂の枝にクリップをつけてぶら下げる予定でした。粟穂の一番下の部分をカットした最初の1本はこれでいけます。動画もこの状態で撮ったものです。
しかし、そのあとがいけない。見てのとおり粟が密集しすぎて枝が見えず。そのため残りは切りながら切りながら、粟穂の枝にタコ糸を結び付けてこれをクリップでケージの外側にとめることにしました。
こんな感じです。たったこれだけのことなのですが。
位置は上段の止まり木の上方
吊り下げる位置は、「ぴより」が上段の止まり木から無理なくつっつける位置。「ぴより」にとっては ’引っ張る’ ということが楽しいのかもしれません。夢中になって突っつき、引っ張っていました。
この後、毎日同じように粟穂をケージにぶら下げていますが、毎回ほぼむしり食べられています。今まで、こんな気持ちよく粟穂を食べてくれたことはなかったので、この食べさせ方に変えて本当によかったと思っています。
餌の与え方と与える場所とで食べ方が大きく変わる|まとめ
今回、たまたま他の方の動画を見ることが大きなヒントになりました。「粟穂は食べない」と思っていたものが、与え方の工夫をすることによって全く違った結果を生みました。
文鳥飼育初心者のわたしも日々「ぴより」との生活を重ねるうちに、先入観というものが生まれてしまっているようです。また ’知らない’ ということも恐ろしいことです。
これからも文鳥飼育の先輩方の残しているものを参考にしながら、「ぴより」の生活環境の改善を進めていきたいと思っています。
生き物を飼うことの責任と喜びを感じながら、白文鳥の「ぴより」との生活を続けています。