五十を過ぎてドラムを習いだした妻。
いつしか口を開けば、彼女はこう言うようになりました。
’プライベートスタジオがあったらなぁ’
この日、スタジオにスピーカーと音源が持ち込まれ防音効果測定がおこなわれました。
昨秋の建物引き渡しの前に、建築士事務所主催の内覧会が開かれたのですが、

その時に、来られた方々の中に ’ 建物の防音効果を測定させてほしい ’という申し入れをしてきた企業がありました。

※文中に示す値や内容は、わたしたちがスタジオを作成してく過程で学んだことです。それぞれの分野に対し、わたしたちはあくまでも素人です。誤った数値や、解釈違いの内容があるかもしれません。ご了承お願いいたします。
測定をしたのはマンションを作っている会社
今回申し入れをしてきたのは、防音賃貸マンションを提供されている企業さんでした。
「楽器演奏可能な」ということを謳って、賃貸マンションを展開されています。

昨日お越しになられた方々からも ’生ドラムはむずかしい ’と聞いて、やはりそうだったかぁとあらためて思いました。
防音設備のある建物を個人がつくったと聞いて内覧会に来られ、実物を見て、その効果を測定したくなったのでしょう。

窓がないことが大きい
測定は持ち込まれた音源、加えて妻によるドラムの演奏、各々から発せられる音に対して行われました。

まずはスピーカーから出る音。
次に妻の演奏。
屋外だけではなく、2階部分(仕事部屋)への影響も測定 。
正式な結果は改めてというお話でしたが、測定されていた方々によれば「屋外でスタジオから洩れる音を拾うことはなし・建物内2階では低音をかすかに拾える」という話でした。
これだけ防音効果が発揮できているのは、やはり「スタジオ階に窓がないこと」という話を聞きました。
楽器が演奏できる防音マンションと言っても、やはりそこは人が住む場所。

その日、別件も含め来訪されていた建築士の杉浦さん()も、ご自身のFaceBookでこの時の様子をこう述べていました。
まずドラム室内の暗騒音が一般的には20db以下であれば無音というところだそうですが、驚異的な16db以下との事でレコーディングも普通に出来るレベル。
そして低音域〜高音域までの幾つかの周波数の音を専用スピーカーで鳴らして上階の居住スペースにて音を測定しましたが低域で僅かに聞こえるものの、外部からは全く聞こえない驚異的な性能である事が確認できました。
実際に建主にもドラムを叩いていただきましたが、外壁に耳をくっつけて辛うじて音が聞こえるかなという良好な性能です。
この結果に、建主と共にとても喜びました。
正式な測定結果を楽しみに待ちたいと思います。
※文中に示す値や内容は、わたしたちがスタジオを作成してく過程で学んだことです。それぞれの分野に対し、わたしたちはあくまでも素人です。誤った数値や、解釈違いの内容があるかもしれません。ご了承お願いいたします。