五十を過ぎてドラムを習いだした妻。
いつしか口を開けば、彼女はこう言うようになりました。
’プライベートスタジオがあったらなぁ’
そろそろ工事終了も間ぢか、施主検査を控えるわたしたち。
とうとうその日がやってきました。
施主検査をおこなうということは、建物がほぼほぼ出来上がっているということですから、本当に楽しみに二人で現地に向かいました。
当日は完了検査の後、施主検査をおこなうことになり、この建物の設計をお願いした「充総合計画一級建築士事務所」の杉浦さんもいらっしゃいました。
※文中に示す値や内容は、わたしたちがスタジオを作成してく過程で学んだことです。それぞれの分野に対し、わたしたちはあくまでも素人です。誤った数値や、解釈違いの内容があるかもしれません。ご了承お願いいたします。
完了検査
まずは完了検査。
完了検査は建築工事完了後に申請・実施される、法的義務のある検査です。
建築確認申請をした仕様とおり、施工がなされているかを検査するということですね。
完了検査は、工事終了後4日以内に申請・申請受理後7日以内に実施されます。
検査官による屋内の確認。申請書と照らし合わせながら行われました。
屋外の確認。地面から軒下までの高さを、検査官・建築士・現場監督で確認をしていました。
この建物は緩やかな傾斜地に建っているため、地点地点で「地面→地面」の高さに微妙な違いが出るようでしたが、ここは確認だけで済みました。


施主検査
続いて施主検査。
施主検査は法的な確認ではなく、施主と請負人との間の出来上がりの確認です。
受け渡し後のトラブルを防ぎ、施主・請負人が気持ちよく竣工を迎えるための作業ということですね。
わたしたちは、このようなチェックリストを用意していきました。



とりあえず、内装の汚れやキズ、キッチンを初めとする水回りの設備など、この時点で可能なものは確認し、あとは月末の引き渡しの時にもう一度確認することとしました。
そうそう、引き渡しの段階では終わらない工事が一つ確定しています。
それは、建物と縁石の間にほんの少しあるスペースへのモルタル舗装です。


建物の引き渡しが、11月29日と決まりました。
※文中に示す値や内容は、わたしたちがスタジオを作成してく過程で学んだことです。それぞれの分野に対し、わたしたちはあくまでも素人です。誤った数値や、解釈違いの内容があるかもしれません。ご了承お願いいたします。