五十を過ぎてドラムを習いだした妻。
いつしか口を開けば、彼女はこう言うようになりました。
’プライベートスタジオがあったらなぁ’
選定条件に検討を重ねながら、土地探しを続けていたわたしたち。
-
合わせて読みたい005. 土地を決めたよ!スタジオは都内になるか ?
土地探しを始めていたわたしたちですが、ついに購入する土地を決めました。土地、23区内+高台+狭小地、no崖地、そして予算ぎり。とりあえず、購入の意思を不動産会社に伝えましたが、連絡待ちです。ドキドキ
続きを見る
購入を申し込んで1週間ほど、不動産会社から返事がきました。

妻の夢、プライベートスタジオのスタートとなる土地を購入することができたのです。
※文中に示す値や内容は、わたしたちがスタジオを作成してく過程で学んだことです。それぞれの分野に対し、わたしたちはあくまでも素人です。誤った数値や、解釈違いの内容があるかもしれません。ご了承お願いいたします。
プライベートスタジオを作る土地はこのような土地
運よく購入できることになった土地。
不動産情報や私たちが見聞きし調べたりしたものをまとめると、
- 東京23区内 最寄り駅より徒歩13分ほど
- 台地と低地のちょうど境目あたりに位置する
- 南西角地・1種中高地域
- 敷地面積は公簿約8.3坪、簡易測定後約8.9坪
- 建ぺい率60% 容積率200%(条件を満たせば建ぺい率80%まで緩和可能)
- 道路斜線・高度地区による高さ制限を受ける
- セットバックあり
- 電気・上下水・プロパンのインフラ
- 現況建物あり
と言う内容のものでした。

やっと土地の購入となったわけですが、実はこれまでこの物件を取り扱う不動産会社の担当者とは電話でやり取りをしただけ、現況建物の内部は見てもいませんでした。
それは、この不動産会社が遠く遠く離れたところにあるというのが理由でした。


建物の内部の確認
現況の建物をリフォームして使うなどとはサラサラ考えていないわたしたち。
建物の内部に入ることへの興味は、
- 計算では分からない、実際の広さ感の確認
- 残された構造物の量 ⇒ 解体費用につながる
この2点でした。
現地で不動産会社の担当者と待ち合わせをし、建物の中へ。

1階の天井が思いのほか高く、スタジオを作る際の天井高の目安としている4mのイメージをつかむことができました。
2階に上がってみました。
所有者が残されているものが多少ありましたが、これらに関しては引き取っていただけるということでした。
解体に関しては、純粋に建物そのものの解体と産廃処理で済むのではないかという予測をしました。(※後日、きれいにお引き取り頂けとても感謝しています)
建物の外回りの確認
不動産会社の方と建物の内部を確認した後、建物の外回りの確認に入りました。
建物が面している2方向の道路の幅、隣家との境界などの確認です。
やはりセットバックが必要
早速、2方向の道幅を不動産会社の担当者と計測。
やはり掲載情報にあったように、1方向でセットバックが必要なことが分かりました。
道路中心線から2mの位置までは、敷地内であっても建物が作れません。
後日、セットバックの正式な距離が分かりました。
この不動産会社の担当者との確認を挟んで、音響メーカー・建築家の方々にこの土地への見解を伺った後、正式に土地購入の契約を結ぶことになります。
土地購入の契約
売り主の地元でもあり、不動産会社の所在地でもある地方都市にて、4月末日に正式な土地購入の契約を結ぶことになりました。
二人でこの土地を初めて見に行ったのが4月の頭。

妻は土地購入の契約を結ぶ頃には、音響メーカーの方からも話を聞き、建築家の選定もほぼ決めていましたから、この言葉には本当にうなずけました。

土地の購入代とは別にかかった費用
この売買契約に関して、土地の購入代とは別に、
- 不動産会社への仲介料
- 司法書士への手数料(登記代含)
- 固定資産税の按分
- 往復の交通費
の費用がかかりました。
不動産取得は見えづらい費用が、後から後から湧いてきます。
この後も予算をしっかり確認していこうと、二人で話をしたのでした。
※文中に示す値や内容は、わたしたちがスタジオを作成してく過程で学んだことです。それぞれの分野に対し、わたしたちはあくまでも素人です。誤った数値や、解釈違いの内容があるかもしれません。ご了承お願いいたします。