環境改善計画

気化熱で文鳥のケージ内温度が下がる?対策はカバーを2枚

「文鳥ぴより」夜間はカバーを2枚にしました

先日「気化熱でケージ内温度が下がる?」という記事を書きました。湿度を上げようとするばかり、ケージ内の温度が上がりづらくなった。これは気化熱のせいではないか?という内容でした。

気化熱でケージ内の温度が上がりづらいのか?
この記事気化熱で文鳥のケージ内温度が下がる?

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そして「濡れタオルで湿度管理を行う方法を続けるのならば、温度管理にも工夫をしなくてはいけなくなりそうです。」と記事を締めました。

夜間だけ「クリアケースとおやすみカバー」の二重掛けにする

早速やってみました。と言っても ‘ひらめいた!’という画期的なアイディアではなく、前々からやろうかどうしようかと考えていたことを実行しました。

夜間就寝中はケージ内の温度は下がり気味になります。そこで夜間だけ、カバーを二重にしました。気化熱が生じていたとしてそれを防ぐことにはなりませんが、中の熱が逃げること・外からの冷気から守ることを考えました。

白文鳥の「ぴより」を寝かせる時には今までカバーはお休みカバーだけ。これを【クリアケース+おやすみカバー】の二重掛けにしたということです。なぜ、今まで二重掛けを躊躇していたかと言いますと、息苦しくなるのではないかという心配でした。

「文鳥飼育」二重のカバーの裾は開けています

とりあえずケージ内の温湿度をチェックし、2枚のカバーの裾を開け閉めしながら「温湿度⇔息苦し感」をわたしなりに調整しながら実行し始めました。

「文鳥飼育」朝5時前のケージ内温湿度チェック

わたしは毎朝5時前に起床するのですが、その際必ずケージ内を温湿度を確認します。今朝は、ケージ内温度26.6℃・湿度は63%でした。1枚足すことで、温度だけではなく湿度も上がるようになったと思います。

クリアケースのクリーニングをより丁寧に行う必要が出てきた

この手段を取り始めて、手間が少々増えました。それはクリアカバーのクリーニングをより念入りに行うことにしたせいです。以前は昼間はクリアカバー、夜間はおやすみカバーと使い分けてきました。しかし、夜間もカバーを二重にすることでクリアカバーは昼夜を問わずの使用となりました。

クリアカバーの上に濡れタオルを2枚被せることでかなりの水滴が貯まりますし、濡れタオルの 生乾きの臭い’がクリアケースについてしまいます。おやすみカバーも同様なのですが、これは使っていない昼間のうちに日に干しますので、湿気・臭い共にクリアカバーのようにはなりません。

「文鳥飼育」クリアケースは水滴でビショビショ

クリアケースは、1.タオルで水滴を拭う・2.アルコール除菌ウエットティッシュでもう一度拭く・3.アルコール臭が飛ぶまで干す という順序でクリーニングをするようにしています。

アルコールウェットティッシュを使うのはどうかという話も出そうですが、わたしはしっかり除菌をしてあげたいと考えています。

温度と湿度の管理に関してはこの後も工夫をこらして、「ぴより」が生活をしていく上でより良い環境を整えたいと考えています。

生き物を飼うことの責任と喜びを感じながら、白文鳥の「ぴより」との生活を続けています。

追記.
2020.12.27日 この方法が影響してると思われるケージの一部変色が認められましたのでご報告しお詫び申し上げます。くれぐれもご注意ください。

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