環境改善計画

気化熱で文鳥のケージ内温度が下がる?

気化熱でケージ内の温度が上がりづらいのか?

先日「ぴよりQ」で湿度の管理の仕方を勉強してみました。加湿器を使う・濡れタオルをかける・濡れペーパーを敷く・水気のあるものを置くなどの方法が湿度を管理するために有効だということを知りました。

「文鳥ぴより」文鳥のケージ内湿度管理はどのように行う?
この記事文鳥のケージ内湿度管理はどのように行う?

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当初は加湿器を使うこと以外はすべて行っていました。しかし、ここ数日は「濡れペーパー」を置くことは中止しています。というのは濡れペーパーを敷くと、床全体が常に濡れているように見えてしまい不衛生に思えてきたからです。

その代わりに、片側1枚だった濡れタオルを両側2枚に増やして湿度を上げるように試みています。

湿度管理のために濡れタオルを両側にかけるようにしました

濡れタオルを両側面に掛け、その上からクリアケースをかぶせています。

濡れタオルから蒸発した水分を外に逃げづらい状態にするのに、クリアケースはとても役に立っています。晩に掃除する際にカバーを外すのですが、その時はカバーから水滴がしたたるほどです。

ケージ内の温度が上がらなくなった

「濡れタオル+クリアケース」の組み合わせは、湿度を上げる手段としては効果があると私は実感しています。ただ、一点気になることが生じました。それはケージ内温度が上がりづらくなったことです。

温度管理に関しては、室温22~23℃・40W保温電球・サーモスタット30℃設定を行っています。40W保温電球は「室温+7℃」とうたっていますので、ケージ内温度は30℃近くになってほしいところ。しかしわたしが確認する限りでは、24~26℃程度にとどまることが多いと感じます。

気化熱が生じているのではないか

実は以前、どうしても湿度が上がらない時に「霧吹き」を使用したことがあります。直接的なこの方法も、短時間ですが効果が出ます。しかしこの方法を使った時に【温度が下がる】ことを実感していました。

大気中に水分を撒く「霧吹き」では気化熱が生じることは分かるのですが、じわじわ湿気を増やす「濡れタオル」でも気化熱が生じるのか?

【気化熱とは】
蒸発に際しては,物質は周囲から潜熱(蒸発熱,または気化熱という)を吸収する。夏の暑い日に水をまくと涼しくなるのも,蒸発の際に周囲から熱を奪うためである。…

これからますます寒い時期になります。濡れタオルで湿度管理を行う方法を続けるのならば、温度管理にも工夫をしなくてはいけなくなりそうです。

生き物を飼うことの責任と喜びを感じながら、白文鳥の「ぴより」との生活を続けています。

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