消防設備士乙6類

消防設備士乙6類の資格を取る!ー4つ目の資格取得スタート

消防設備士乙6類の資格を取る
50歳を過ぎて、目的をもって何かを学ぶということがめっきり減りました。人生100年時代に向けて、1年でも長く働きたいと思っています。ルーティン化した生活を打破したいという気持ちが強くあります。そのために、資格取得を目的に勉強を始めることにしました。
  • 高齢者の仕事探しに直結するもの
  • 独学、かつ普段の生活を大きく犠牲にせず取得可能なもの

大きな負担にならず準備できるもの、かつ、実際に50代、60代の求人があるものという条件で、第二種電気工事士・危険物取扱者 乙種4類・2級ボイラー技士の資格取得の勉強を続けてきました。

現在10日後試験に向けて2級ボイラー技士の勉強をおこなっていますが、今日から4つ目の資格「消防設備士 乙6類」の取得の勉強を始めました。

消防設備士の資格を選んだ理由、並行して勉強を始めたわけは、

  • ビルメインテナンス系の勉強をしているうちに、防火の知識を得たくなった
  • 資格間で勉強範囲が重複しており、覚えている受験した方が効率が良い
  • ボイラー実技講習までの時間が空いている

からです。

あれを知れば、これも知りたくなりました。

昨年の6月から始めて8ヵ月、時間の長短はあるものの毎日勉強を続けてきました。

勉強することが習慣付きました。

2級ボイラー技士の勉強も終盤に入り、次のことがちらつき始めました。

oji
試験終了後、実技講習までひと月半あるなぁ。この間に防火の勉強をしてしまおうか。

やるとなれば、消防設備士の勉強はボイラー技士の受験勉強と併行しておこなうことになるかもしれません。

そんな余裕はないのは分かっているのですが、この思いには逆らえず・・・。

2級ボイラー技士に続き、「消防設備士 乙6類」の資格取得に向けて勉強を始めました。

乙6類を選んだ理由

消防設備士は細分化された資格で、8類甲乙13種の資格があります。

甲種乙種類別工事整備対象設備等
特類特殊消防用設備等 (従来の消防用設備等に代わり、総務大臣が当該消防用設備等と同等以上の性能があると認定した設備等)
第1類屋内消火栓設備、スプリンクラー設備、水噴霧消火設備、屋外消火栓設備・パッケージ型消火設備、パッケージ型自動消火設備、共同住宅用スプリンクラー設備
第2類泡消火設備、パッケージ型消火設備、パッケージ型自動消火設備
第3類不活性ガス消火設備、ハロゲン化物消火設備、粉末消火設備・パッケージ型消火設備、パッケージ型自動消火設備
第4類自動火災報知設備、ガス漏れ火災警報設備、消防機関へ通報する火災報知設備・共同住宅用自動火災報知設備、住戸用自動火災報知設備・特定小規模施設用自動火災報知設備、複合型居住施設用自動火災報知設備
第5類金属製避難はしご、救助袋、緩降機
第6類消火器
第7類漏電火災警報器
出典:一般財団法人 消防試験研究センター

ちなみに甲種と乙種の違いは「工事ができるかできないか」ということで、乙種は点検・整備だけの資格となります。

また甲種は実務経験や所持している資格が受験資格になりますが、乙種は誰でもがいきなり受験できる資格になります。

その多くの種別類別の中で、なぜわたしが乙6種を選んだのか。

このことをまずお話します。

身近な資格には需要があるということ

わたしは長らく集合住宅に住んでいます。

住宅全体として定期的におこなう設備点検の中に、「火災報知器」点検があります。

先端にふたのようなものが付いている長い棒をもった業者さんが、各戸各部屋を点検して回ります。

資格の勉強を始めた頃から、この業者さんたちも消防設備士の資格を持っているんだなぁと思いながらその様子を眺めていました。

また年に1回程度でしょうか、消火器の使用訓練もおこなっています。

前者の火災報知器の点検作業には「甲乙4類」、そして後者の消火器の点検整備には「乙6類」の資格が必要です。(※6類は資格自体が乙種のみ)

oji
身近に目に出来るものには需要があるということ。

求人を期待できる、4類と6類を資格取得の対象として考えるようになりました。

甲種4類は試験資格が間に合わない

当初は、甲種4類の受験を考えていました。

自動火災報知設備、ガス漏れ火災警報設備、火災通報装置などの消火設備を取り扱う4類の方が、よりビルメインテナンスには役に立つと考えました。

甲種を考えたのは、受験資格の一つである「第二種電気工事士」の合格が分かっていたことと、気が張っているうちに難易度の高い方を受けてしまえと思ったからです。

そこで消防設備士 甲種4類の試験日程を調べました。

直近では3月に2回の試験が予定されていました。

しかし、試験の申し込み期間がその約2か月前。

第二種電気工事士の試験結果通知書は手元にあっても、免状の発行が間に合いません。合格通知では保有資格にならないのです。
oji

それならばと、甲4類は次の機会とし受験資格のない乙6類の試験日程を調べました。

調べたのは1月28日、そしてネットでの受験申し込みの期限もその日。

’ エイッ、申し込んでしまえ!’ となってしまったわけです。

慣れたとは言え、勉強は100%楽しいものではありません。

特に歳を取っての勉強となれば、思い切ってやってしまう気持ちが大事です。

乙6の試験概要と準備

消防設備士 乙6類の試験は、筆記と実技から成ります。

筆記は「消防関係法令」「基礎的知識」「構造・機能・整備」の3科目。

実技はペーパーで、実際の工作をする電気工事士のような実技試験ではありません。

出題問題数と合格基準

試験科目・問題数は、

  1. 筆記:法令10問・基礎5問・構造機能整備15問の計30問。
  2. 実技:5問。

合格基準は、

  • 筆記3科目は各科目4割以上、3科目全体で6割以上の正解が必要。
  • 実技は6割以上の正解が必要。

となります。

oji
問題数が少ないだけに1問1問に重みがあります。実技に至っては2問しか落とせません。しっかりやらないと・・

準備期間は38日間

今日(2/5)から3月14日までの38日間。

ただ2資格併行して勉強をすることになるので、本格的に取り組むのは2級ボイラー技士の試験終了(2/16)の夜からになりそうです。

今まで3つの試験を受けてきましたが、今回が最短準備期間での受験となりました。

ただ、先に取得し終わった「危険物乙4類」と重複している内容があり、それが救いだと思っています。

使用する教材は問題集のみ

今回使用する教材は、問題集のみにしました。

別途テキストを買わず、問題集のみで勉強することにしたのは、

問題集を繰り返し解く勉強法の方が自分に合っている。(=眠くならない)

と思ったからです。

危険物乙4・2級ボイラーの受験を通して感じたことは、実際わたしが勉強に使用する頻度は問題集>>>>テキスト。

今回は時間もあまりないので、いきなり問題集から入り、イメージのわかない部分はその都度ネットで検索することで補おうと決めました。

そして使用することにした問題集が「消防設備士第6類(公論出版)」です。

消防設備士第6類

教材や部材をよく購入する、アマゾンでの商品レビューを参考にしました。

消防設備士 乙6類の書籍としてベストセラーになっている問題集です。

年度によって若干の違いがありますが、おおかた300問以上の問題が掲載されています。

oji
商品レビューには ’ 同じような問題の繰り返しで水増し感を覚える ’というものがありましたが、物覚えが悪く・物忘れの早い、わたしにはこの水増し感が逆にありがたいのです。

2022年度版が2月15日になりますが、待たずに2021年度版を購入しました。

3月15日の試験は2021年後期の日程に入っていますし、何よりも、勉強のボリュームを早く確認しておきたかったことが一番です。

消防設備士第6類(公論出版)

メルカリで2021年度版で未使用のものが、ちょうど出品されていました。資格取得本は1冊1冊が高いので、費用を抑えられることはありがたいです。

これから20日で1巡し、次の1週間で2巡、最後の1週間で間違え潰しという腹積もりです。

やはり時間との勝負になりそうです。どれだけ集中してやれるかですね。
oji

消防設備士 乙6類の資格を取るぞ!

人生100年時代に向けて、1年でも長く元気に有意義に生きるつもりです。

物事への好奇心には終わりはありません。

⇒「消防設備士 乙6類」資格取得を目的に勉強を始めました!

  • この記事を書いた人

Oji

サイトの運営者のOjiです。これからの人生が豊かなものになるよう、自学自習しながら情報を発信しているブログサイト「OJIOBALIFE」を運営しています。この「わたしの改善化計画」は、OJIOBALIFEで学んだことを実行していく経過を書き残すつもりで立ち上げました。

-消防設備士乙6類
-