この日記は、妻に革製スティックケースをプレゼントするまでの記録
Day6-1. 手縫いの準備を始める
先日、初めての革製品をつくった。
合わせて読みたいレザークラフト日記 5【三角コインケース②】
学び始めて5日で製作課題に挑戦することにした。「初心者講座 20th 製作課題1」は以下の工程で進む。床面磨き→裁ち→コバ磨き・ヘリ落とし→ハトメ抜き→バネホック付け。このバネホック付けが難儀したが、記念すべきレザークラフト1作目が完成した。
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わたしがレザークラフトの修練の場とさせて頂いているレザークラフト塾【初心者講座】ではこの後「ボンドによる貼り合わせ→制作課題2」をはさんで、「縫い孔のガイドラインの引き方→菱目打ちの使い方」と続く。
わたしの勝手な予測だが、そろそろ「手縫い」のレッスンに入っていくのだろう。
「貼り合わせ」は、のりしろを荒らし接着度を上げることに注意しながらおこなった。
制作課題2(縫わないで作れるカードケース)は動画を見るだけにした。
理由は単純で、道具が足りないからである。
それらが「初めに用意する道具」に含まれておらず、すぐに用意する必要もないだろうとわたしは判断した。
一方、この後の講義に使う 菱目打ちをもう1種類、今まで購入してこなかったゴム板は買い足しておくことにした。
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Day6-2. 縫い孔のガイドラインを引く
実はワクワクしていた。
レザークラフトを始めようと思った頃から、革を手縫いしてみたいと思っていたからだ。
早速、縫い孔のガイドラインを引く練習を始めた。
これは「マルチステッチンググルーバー」という、縫い孔のガイドを引く道具。
レザークラフ塾のジュンさんの指導にしたがい、道具の先端を溝堀りから念引きタイプのアタッチメントに変更済。
このアタッチメントの交換の理由は、溝堀りよりも念引きの作業の方が、
- 初心者には失敗が少なく、失敗した場合でもやり直しがきく
- 単純にガイドが引きやすい(溝堀りは引き作業のみ、念引きは押し引き可能)
- 特に曲線が引きやすい
ということだった。
実際に引いてみる。
溝堀りのアタッチメントの場合掘る際の抵抗を受けるが、念引きの場合は跡をつけていくだけの作業のためほぼ無抵抗でスッとガイドが引ける。
なるほどね。
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Day6-3. 菱目打ちで縫い孔をあける
厚くて硬い革は、布のようには簡単に糸が通らない。
糸が通る孔をあける必要があり、その孔をあける道具の一つが「菱目打ち」。
その名の通り、菱形の穴があく。
レザークラフの練習を始めるにあたって、4㍉間隔4本刃を1本購入しておいた。
ただ、レザークラフト塾【初心者講座】lesson26・27を聴講するには、2本刃がどうしても必要のようだ。(1本刃はそのうち買うつもり)
また、今まで ’切る・叩く’の作業をする際には、カッターマットを下敷きとしていた。
しかし、先日課題1を製作する際にハトメ抜きで革に穴をあけるとかなりの音が出た。
また、力加減によってはカッターマットを貫通してしまうのではないかと心配にもなった。
そこで、菱目打ちと共にゴム板(150×220×20㍉)も追加購入した。
さぁ、菱目打ちをやってみよう。
マルチステッチンググルーバーで縫い孔のガイドを引いて、
初め、菱目打ちを叩く力加減がよく分からず、強く打って孔を大きくしてしまった。
これは慣れでなんとかなるだろう。
ああ、早く縫い糸を通したい。
レザークラフト塾【初心者講座】、次回更新を楽しみにしよう。
続く。
この記事58から始めた わたしのレザークラフト
この日記は、妻が満足する革製スティックケースをプレゼントするまでの記録。 【58から始めたレザークラフト】を最初から読む
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