危険物 乙4類

危険物取扱者・乙種4類の資格を取る!ーまとめ

2021年12月28日

危険物取扱者・乙4類の資格を取る!

資格取得への2つ目のチャレンジとして「危険物取扱者・乙種4類」の勉強を始め、先日無事合格を頂きました。

今回は、勉強を始めた動機から使用教材、勉強時間・方法をまとめてみました。

今後、「危険物取扱者・乙種4類」の資格試験を受験されるシニアの方への参考になれば幸いです。

危険物取扱者・乙種4類 の資格取得をめざした動機

50半ばを過ぎ、定年まであと数年。

年を取ってもいきいきと生きて行くためには、どんな準備をし、どんな行動を取っていけばよいのだろうか?

年を取っても仕事は続けなくてはならないかも

長く生きるだけではなく、健康で充実した生活をしていくために必要なものは?

年金に頼ってはいけない

まず思い浮かぶのはお金のこと。

きれいごとではなく現実的な話として、まず第一に必要なものはお金です。

65歳で仕事をやめ年金オンリーで、果たして夫婦で充実した生活をしていけるだろうか。

夫婦のどちらかが健康を害し、施設に入らなくてはいけなくなったら。

家が老築化し、数百万円単位のリフォームが必要になったら。

年金の支給額がドンと減額されたら・・いやいや支給されなくなったら。

これから何があるか分からない。

そんなことを考えていくと、働けるうちは長く働くことが大事だと思うようになりました。

資格は求人のあるものに限る

65歳ばかりか、50歳を過ぎると働く場所は一気になくなります。

少しでも働く機会を増やすために、シニアが手に職(資格)をつけることは最低限の努力だと考えました。

ただし、資格と言っても名ばかり・名誉職の強いものは必要ありません。

わたしは、収入に直結する資格だけを資格と考えることにしました。

そこでシニア世代に求人がある資格の一つとして、この「危険物取扱者・乙種4類」の資格を検討し、取得をめざすことにしました。

賃金は期待できませんが、「危険物取扱者・乙種4類」の資格を持つことで給油所など働く場が広がります。

第二種電気工事士やボイラー技士などの資格と合わせて、ビルメンテナンスなどの職種につける可能性が広がります。

危険物取扱者・乙種4類 の勉強方法

独学、かつ普段の生活を大きく犠牲にせず取得可能なもの。

これが資格取得をする上での、わたしの方針です。

この方針にもとづいて、勉強方法や勉強時間を考えています。

勉強方法・時間

独学ですから、テキストや問題集などの教材を購入することから勉強が始まります。

使用教材

まず最初に購入した教材は、この「チャレンジライセンス 乙種4類危険物取扱者テキスト 新訂版」です。

チャレンジライセンス 乙種4類危険物取扱者テキスト

このテキストは、わたしが資格取得の参考にしているサイト、「独学のオキテ」でも推奨されている教材でした。

このテキストのよいところ。

  • 分かりやすく、適量な解説
  • ほどよい量のイラスト
  • 総ページ数が160と圧迫感がない

そんな良書なのに、20分もすると眠くなってしまったわたし。

根っからの文系男子であるわたしにとっては、理系テキストを長時間(と言ってもたかが20分ですが)読むことは地獄の苦しみでした。

この眠気をなんとかしなくては。

そこでその対策として、このテキストをメインにすることをあきらめ、問題集主体の勉強方法に変更することにしました。

乙種4類危険物取扱者試験

急きょ購入したのが「乙種4類危険物取扱者試験 令和4年版」。

過去10年間525問もの類題が掲載されている問題集です。

問題集主体で進めるということは、狭い範囲の勉強になりかねないということです。

その欠点を補うために、問題集は1問でも多く掲載されているものがよいとわたしは思います。

この勉強方法の変更。

結果的に、わたしには正解だったと思っています。

なぜなら問題を解く行為は常に刺激的で、眠さから決別することができましたから。

勉強時間

勉強をスタートしたのが、第二種電気工事士の学科試験が終了した翌日10月25日。

そして、「危険物取扱者・乙種4類」の本試験は12月4日。

この約40日の間、第二種電気工事士の技能試験の準備と併行しながら平日1~2時間・休日2時間以上の勉強をしました。

休日はまだしも、平日は電工練習をした後に乙4の勉強をするので家では1時間がやっと。

大事なのは、短い時間でも毎日続けること。

朝は早い時間に歩きに行きますから、睡眠時間がかなり削られました。

今思えば、全く「普段の生活の生活を大きく犠牲にせず」ではありませんでしたね。(苦笑)

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勉強方法

勉強方法は、なにしろ過去問を解きまくる

危険物乙4の勉強方法は過去問中心

ノートがもったいないので、第二種電気工事士の複線図を書いた余白でせっせと過去問を解いていました。

最初の1周は時間をかなり取られるのですが、2周目以降はスピードアップして解いて行けますから安心してください。

危険物乙4との勉強方法は過去問を何度も解く

試験直近は「間違えた・出題頻度の高い」問題をマークして、その部分を繰り返し解いていました。

この勉強方法の痛いところ

テキスト読みだすと眠くなってしまうため、やむを得ず変更した「過去問中心」の勉強方法。

試験前、そして試験を受けた後に、とても感じたことがありました。

それは、理解が浅いということです。

この乙4の試験問題には、大きなくくりがあると思います。

それは「常識として何となく解ける問題と知識がないと解けない問題」。

例えばこういう、○×問題。

’ 危険物を貯蔵し、又は取り扱う建築物はその他の工作物又は設備は、頭角危険物の性質に応じ、遮光又は換気を行わなければならない。 ’

これって常識的に考えれば分かりますよね。

対して、知識がないと全く手が出ない問題もあります。

そんな問題でも同じような問題が並べられている過去問題集では、前後の流れで解けてしまったりするのです。

しかしパンといきなり出題された時に解けるだろうか?

文章を変えられたら対応できるだろうか?

そんな不安が、試験前のわたしの中にありました。

そしてその不安は的中。

本試験では「解きはしているけれども確固たる確信がない」という状態で時間を迎えてしまうことになりました。

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合格発表があるまでは本当にドキドキで、こんな心配をするならば、眠さをがまんしてテキストを精読しておくべきだったと後悔しきりでした。

試験の結果

危険物乙4試験結果通知書

法令86%(13/15正解)、物理・化学(10/10正解)、性質・消火(10/10正解)。

35問中33問の正解率で合格を頂きました。

あれだけ手ごたえのなかった試験で、これだけの正解率は自分でも本当に驚きでした。

正当な勉強方法とは言えませんでしたが、「乙種4類危険物取扱者試験 令和4年版」1冊を繰り返し解くことで合格はすることができると今だから言えます。

合格後、免状交付までの手続き

合格後の手続きに関しては、試験の際に書類一式をもらって帰ることになります。

届いた合格通知書・必要書類・返送用封筒を消防試験研究センターに郵送します。

申請手数料と返送用切手

必要書類は、手数料の納付控えです。

試験の際に渡された書類の中に手数料の振込用紙が入っています。

申請手数料は、新規申請なので2900円。

別途振込手数料はもちろん、こちら持ちです。

わたしはたまたまセンターの近くに行く用事があったので、窓口で2900円のみを支払いました。

交付された免状を送ってもらうために、返送用封筒に貼り付ける切手代が404円。

320円切手1枚と84円切手を購入することになります。

試験毎に、交付申請の閉め切り日と発行日が示されます。

と言って、その期日までに申請をしないと交付されないということではありません。

交付予定日が少し遅くなるようです。

危険物取扱者・乙種4類の資格を取る!ー まとめ

この危険物取扱者・乙種4類の資格取得は、第二種電気工事士の技能試験の勉強と併行しての受験となりました。

  1. 準備期間40日
  2. 平日1~2時間、休日2~3時間
  3. 「乙種4類危険物取扱者試験 令和4年版」1冊を使用(購入は他1冊)
  4. 過去問を繰り返す解く

この準備期間、勉強方法で、

危険物乙4免状

「危険物取扱者・乙種4類」の資格を取得することができました。

  • この記事を書いた人

Oji

サイトの運営者のkageです。これからの人生が豊かなものになるよう、自学自習しながら情報を発信しているブログサイト「KageBlog」を運営しています。この「わたしの改善化計画」は、KageBlogで学んだことを実行していく経過を書き残すつもりで立ち上げました。

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