勉強時間・勉強方法
登録販売者試験の勉強は、少しずつ・毎日欠かさずおこないました。
昨年、試験を受けることは叶いませんでしたが、テキストの中身はパラパラと見ていました。
学習期間の前半はテキストの通し読み、中・後半は問題集を解くことを中心に勉強を進めました。
勉強時間
勉強をスタートしたのが3月22日、本試験(東京都)が9月11日。
約半年を準備期間としました。
日々の勉強時間は、平日2~3時間程度・休日3~4時間程度だったと思います。(※早朝ウォーキングの際のながら勉強1時間を含む)
わたしが経験してきたどの資格もそうでしたが、勉強は1日少しでも毎日続けることが大事だと考えています。
特にシニア世代の受験勉強には、ゆっくり頭と体にしみこませるような勉強方法・勉強時間が向いているのではないかと思います。
少なくとも今のわたしには、若い頃のような「一夜漬け」勉強はむずかしいと思っています。
この登録販売者の試験勉強は覚えることが多い上に、薬の成分名など日ごろ馴染みのない単語のオンパレードです。
繰り返し繰り返しの勉強となるでしょうから、早めに準備をすることをおすすめします。
勉強方法
【前半戦】
勉強方法はテキスト本文を読んで、対応するミニテストを解く。
とりあえずこの方法で、テキストに一通り目を通してみる。
まず「薬」を目と頭に慣らさなくては、にっちもさっちもいかないと思いました。
【中・後半戦】
勉強を始めて40日あたりから、出る順(ズル問)を使って設問に慣れ、問題を解くことで暗記を進めていきました。
結局、出る順は繰り返し7回ほど解いたのではないでしょうか。
解いたころには、以前解いたところを忘れている。
「過去問を3巡すれば大丈夫」なんて話をよく聞きますが、わたしの場合、3回なんてまだまだウォーミングアップ状態。
不安を打ち消そうと、試験直前まで「出る順」や「全国登録販売者試験 過去問正解」を繰り返し繰り返し解いていました。
それでも最後まで ’ すべて正解 ’ ということは一度もありませんでした。
ちなみに過去問の使い方ですが、解答の正誤パターン(番号や○×)を覚えることは、この登販試験では全く意味がありません。
ひっかけ問題ならば、正解とひっかけようとした方の正解も一緒に理解することで知識が格段に広がります。
わたしは、過去問を解く際にはかたわらにテキストを必ず置いて、少しでも不明なことはすぐに調べるようにしていました。
勉強・本試験に役に立った文房具
1.「3COINS」電子メモパッド
過去問を解き始めると、ノートのなくなりがとても速い。
どうしたもんか?と思っていた時にたまたま目にしたのが、この電子メモパッドでした。
300円ショップ「3OINS」で550円(税込)で販売されていた廉価なメモパッドですが、書く→消す→また書く の繰り返しは重宝し、前半戦はもっぱらこれを使って問題を解いていました。
欠点としては記録機能がないことで、勉強後期になってミスした問題を解き直すことに重点を置くようになってからはノートにもどりましたが、それまでは大活躍でした。
ノートの使い方について
ノートの使い方に関しては、あくまで問題を解く際に使うだけでした。
テキストにある内容をノートにまとめたりすることは、全くおこないませんでした。
時間の無駄だと思っていましたし、覚えたいこと・気になることは出る順の解答余白部分に書き込んでいました。
問題と絡めて覚えた方が、自分にとっては有効だと感じました。
2.「大人の鉛筆」
本試験の回答方式はマークシート。
シートを塗りつぶしやすい鉛筆も用意しましたが、実際に使ったのはこれでした。
「大人の鉛筆」という太字のシャープペンで、この1年間で受けた資格試験には全てこのペンで臨みました。
使用する専用の芯は、不純物が少ない黒鉛と粘土を均一に混ぜ合わせて作られた、高級国産芯。鉛筆に近い太さ2mmの芯は、力を入れ過ぎて折れるという心配もありません。
細身の本体は握りやすいし、極太の芯は塗りつぶすのも早い。
付属の芯削りは、試験当日試験官に確認したところ、机上に出しておくことOKでした。
試験当日持ち物
この1年間にいくつかの資格試験を受けましたが、試験場に持ち込める物に関して、この登録販売者試験は飛びぬけてシビアでした。
持ち物
試験当日の持ち物は、以下のとおりです。
- 受験票と体調チェックリスト
- 筆記用具(HBの鉛筆、プラスチック消しゴム、時計) ※鉛筆はシャープペンでもOK
- 昼食
- マスク
【受験票と体調チェックリスト】
受験票と体調チェックリストは1枚ものですが、切り取り線が入っています。(向かって左側=青色が受験票、右側=黄色が体調チェックリスト。※分かりやすいように画像に色を着けました。)
体調チェックリストはコロナに関係するもので、今後なくなるかもしれません。
この書面上部に「受験票に記載されている氏名に誤字、脱字等があった場合に、担当部署まで連絡を入れるように」と言う趣旨の注意事項が書いてあります。
これは必ず確認しましょう。
【昼食、その他持ち物】
午前の試験終了は12時。
ただし、解答用紙の回収と整理が終わるまで部屋からは出れません。
午後の試験開始は13時30分ですが、試験の説明があるために13時(?)に着座となります。
つまり、昼食をとる時間は思いのほか短いので、簡単にしかもバランスよく栄養が取れる食事をもっていった方がよいと思います。
試験中の水分補給は可でした。
ただし、ペットボトルはラッピングをはがした上にかばんの中で保管。
補給時に挙手をして試験官の確認のもと、ペットボトルを出すと言う具合でした。
カーディガンや薄手のパーカーなど羽織れるものを持って行くことをおすすめします。
入室した会場は冷房がかなり利いていて肌寒く、わたしはたまらず持って行ったパーカーを着ました。
合格発表、試験点数の確認
受験者の多くの方が、試験後に自己採点サイトを使っておおよその合否を確認するようです。
サイトに登録しなくてはいけませんが、とても簡単に自己採点ができるサイトです。
わたしも、試験後に入った飲食店でこのシステムを使って自己採点しました。
正式な合格発表
東京都で受験した場合、合格発表は試験の約ひと月後、今回の場合は10月14日正午を目途に東京都福祉保健局ホームページに合格者の受験番号が掲載されました。
また、合格者には後日、合格通知書が届きます。(※不合格者には通知されません。)
試験点数の告知
送られてくる合格通知書には得点は記されていません。
総合得点及び各試験項目の得点を確認したい場合、
- 試験発表(10/14)~11月14日までの1ヵ月(土日祝除く)
- 対応時間は9時~14時まで
- 本人確認のため、受験票持参
を前提に、本人が都庁に行けば教えてもらえます。(※東京都場合)
他の資格の場合、合格通知書をもって免許や免状の申請となるのですが、登録販売者の場合、実際に雇用が生じた場合に販売従事登録申請をおこなうことになるため、とりあえず合格後の手続きはここまでのようです。
販売登録者の資格を取る!ー まとめ
初めての医薬系資格取得となった「登録販売者」試験。
- 準備期間:約6ヵ月
- 勉強時間:平日2~3時間、休日3~4時間 (試験前1ヵ月はもうちょっと)
- テキスト:「らくらく完全攻略!」登録販売者試験
- 過去問題集:「ズルい!合格法 医薬品登録販売者試験対策 出る順 問題集 Z」、「全国登録販売者試験 過去問正解」
- サイト:「登録販売者試験-過去問マスター」(過去問サイト)
- twitter:「もじゃこ@登録販売者の落書きをする生き物・漢方暗記カード」
- 動画:「登録販売者たけのこチャンネル・漢方薬演習」
- 勉強方法:通し読みで頭を慣らし、過去問で設問に慣れ暗記する
この準備期間、勉強方法で、
「登録販売者」の資格を取得することができました。
なお、登録販売者試験の受験資格・試験内容・受験料などを以下のページにまとめました。
合わせて読みたい登録販売者の資格を取る!ー5つ目の資格取得スタート
5つ目の資格として、登録販売者を選択しました。登録販売者は、薬店やドラッグストアで一般用医薬品販売に関わる資格です。薬品の種類により必置資格であり、求人は全国に及びます。初めての販売系資格取得への挑戦になります。
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合わせてお読みいただければと思います。