湿度管理を行う上で、当初からわたしは濡れタオルをケージに直に掛けていました。ハンガー掛けに変えたところ、乾き切るまでの時間が格段と伸びました。
なんで初めからハンガー掛けにしなかったのだろう?隙間を作らずに濡れたもので覆いたいという気持ちがあったのだと思いますが、今思えば「なんで初めから」です。
以前「ぴよりQ」で【ケージ内の湿度管理はどのように行う?】という記事を掲載しました。
この記事文鳥のケージ内湿度管理はどのように行う?
続きを見る
この時に温湿度管理の有効な手段として、「濡れタオル掛け」を挙げました。
「ぴより」の家はこんな感じになっています。向かって左側はサーモスタットにかからないように、右側は保温電球にかからないように濡れタオルをかけています。
濡れタオルの欠点は、当たり前のことですが「乾く」こと。気付いた時点で、できる限り家の者だれかしらが交換するようにしています。
濡れタオルをケージに直に掛け、その上からクリアケースを被せる。20時頃に夜の掃除ともにタオルを交換するのですが、朝7時頃にはタオルは完全に乾いてしまいます。
濡れタオルを直掛けからハンガー掛けに変えたところ乾くまでの時間が伸びた
クリアケースを白化させてしまったことを境にハンガー掛けに変えた
白文鳥の「ぴより」の住処として使用しているイージーホーム・クリアバードの天面クリア部分を白化させてしまったことも先日書きました。
この記事注意!クリアバードの一部が変色しました
続きを見る
この白化の原因を「プラスチック材の加水分解」と推察したのですが、蒸気を発する濡れタオルをプラスチック材(クリア面)に直に触れさせたこともその一因かと思い、直掛けからハンガー掛けに変更することにしました。
ケージを囲う面積は減ったが湿度は大きく下がらず
直掛けにしていた時はタオルは半分に折って、ハンガー掛けに変更後は四つ折りにして吊るしています。またタオルを直掛けにしていた時よりも覆う面積は三分の二程度になりましたが、湿度が大きく下がることは今のところ見られていません。
直掛けの場合はタオルから離れた水分はクリアカバーに当たって水滴となり、一方、ハンガー掛けの場合は四つ折りにすることで大気に触れる表面積が減って水分はタオルの内側に残り。つまるところ、ケージ内に向かった水分はさほど変わらずと言ったところなのでしょうか。
タオルが乾くまでに時間がかかることは精神的によい
’タオルが乾いてしまったら取り換えなければ’とは思いますが、そうはうまい具合にはいきません。タオルを見に来てまだじわっとしているとホッとしてしまいます。
本当になぜ初めにハンガーで掛けることを試さなかったのだろうかとつくづく思っています。
「ぴより」と共に生活をするようになって、他の方々が運営されている文鳥ブログをよく読んでいます。文鳥のブログらしい可愛らしいサイトだなぁと思ってしまうこと多々。
それに比べわたしが書く文章。「加水分解がどうだの」「水滴がどうだの」屁理屈だらけ。自分で書いていて悲しくなります。
こんな図解をしながら、どうしたらもっとよくできるか?なんてことを考えています。ああ、あんな可愛らしい、文鳥らしい文章を書いてみたい。そんなこの頃です。
生き物を飼うことの責任と喜びを感じながら、白文鳥の「ぴより」との生活を続けています。