58になってわたしは、夕食作りを始めました。
帰国した娘のリクエストは「おでん」
昨日の夕食は「おでん」。
二年ぶりに帰国した娘への夕食作りとなりました。
彼女にリクエストを聞くと、即答で「おでん」。
' 我が家の食事 ’を感じさせる一番の料理がおでんだと言うのです。
暑い暑いと言っていた9月も終わり、朝晩は急に肌寒くなったこの頃。
今季、初めてのおでんにはちょうど良いタイミングかもしれません。
早速具材を買いにスーパーに向かいました。
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大根が高すぎる
娘へのおでんに買ってきた具材は、手羽元・大根・ちくわぶ・焼きちくわ・結び昆布・結びしらたき・さつま揚げその他の練り物。
こんにゃく、はんぺんを買い忘れてしまいました。(悔)
量は土鍋1回分。
息子がいた頃にはもう1回分を作っていましたが、夫婦二人に娘の三人ならこの量で十分。(・・大根以外はね)
それにしても大根が高い。
良い1本ものがなかったので、半分を2個で1本分。
これで約400円。
今度いつ食べれるかわからない娘のために、もう1本分買うべきだったか?
ケチった自分に反省です。
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味付けを大失敗、作り直した方が早かった
うちのおでんは【こく】が自慢。
この味に慣れてしまうと、コンビニのおでんなどは味が無さ過ぎて食べれません。
家族が納得するこの味は、妻が長年築き上げてきたものなのでプレッシャーが半端なくかかりました。
なら彼女が作ればいいじゃないのと思われるかもしれませんが、’ 夕食作りを始めたよぉ ’と以前から娘に話していた手前、何とかわたしの手で作りたい。
妻に味付けを聞くと、おおよそ【水800ml・醤油1/2カップ・砂糖大さじ1/2・みりん大さじ2・お酒大さじ2】だと言います。
大根は別鍋で煮ておいて、その間に土鍋で骨付きの鶏肉・昆布・そしてこれらの調味料でベースを作るところから始めました。
味見。
しょっぱい×2。
え、え、えっ。分量は間違えていない。
うん、絶対に。
妻にも味見をしてもらうと、しょっぱい×3。
どうやら原因は1/2カップの醤油のよう。
妻曰く、’ カップもいろいろあるのよねぇ’。
えっ、まじ。言ってよぉ。(本当に??)
そこからリカバリーを開始。
せっかく作った汁を捨て、捨てた分をしょう油以外の調味料で穴埋め。
繰り返しているうちに分量などどうにでもよくなって、結局自分の「舌」を頼ることになりました。
結局、何回「出し入れ」したのでしょうか?
今思えば、一から作り直した方が早かったかもしれません。
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娘の言葉にほろっと
二年ぶりの娘、実食。
汗、汗、汗。
’ おいしいよ、お父さん’
嬉しくて。(泣)
このおでんの写真も娘が持って帰ると撮ったものです。
次回いつ帰ってくることか。
それまでに料理の腕をあげておこう。